数時間後、

 

彼から電話がかかってきた。

 

 

 

 

 

彼は、

 

私を責めなかった。

 

 

 

 

私のこと嫌にならないの?

 

ん~、別に。

 

無視するって言ったやん。

 

そんなん言ったっけ? ぶー

 

 

いつものやり取りだ。

 

彼はよく、無視する。って言う。

 

私は、それに

 

え~。やだ~、寂しい ぶー

 

って返す。

 

同じことを繰り返す関西の笑いみたいな。

 

 

 

でも、今回は、いつもの感じではなく、

 

本気で無視されるのかと思ってた。

 

 

彼は、私に対して、

 

色々、質問をすることもなかった。

 

 

 

彼からは聞いてこなかったので、

 

私からさっきよりも詳しく話をした。

 

男性・女性の症状や、

 

病院での処置について。

 

 

 

 

 

彼は、数時間の間に、

 

自分の中で考えて、結論を出したのだと思う。

 

 

 

 

私を責めることは一切なく、

 

いつも通りの彼だった。

 

 

 

 

 

 

そのことを、妹たちに話をした。

 

 

はぁ・・・(ため息をつき)

 

お姉ちゃんの彼氏、いい人すぎ。

 

もっと大事にしなよ イラッ

 

 

私なりに大事にしてるよ にやり

 

 

 

元々、彼のことを知っている妹たち。

 

彼の印象は今まで以上に、すこぶる良くなった。

 

お姉ちゃん、この人逃したら、勿体無いよ 。

 

そうかな~ うーん

 

彼も遠距離中に、遊んでるかもしんないよ~。笑

 

 

 

まぁ、私は彼が遊んでいようとそれはそれで構わないと

 

本気で思っている。

 

離れている時間が長い私たち。

 

彼の時間は、彼だけの大切な時間だ。

 

それは私も同じ。

 

 

 

 

遊びなら結構。

 

本気の女が現れた時のほうが、問題だ うーん

 

 

彼に、私よりも好きな人が現れたり、

 

私のことを好きじゃなくなったら、、、

 

 

 

その時は自分の気持ちを精一杯ぶつけるけど、

 

それでも彼が選んだ結果なら、それはもうどうしようもないことだ。