新人の介護職員のころ、ウールのセーターを乾燥機にかけて、めちゃくちゃ怒られた事を、この問題を解いていて、思い出しました。以来、怪しげな衣類は、必ず、先輩に聞くようになりました。
生活支援技術
利用者から洗濯を依頼された。以下に示す取扱い表示がある場合,乾燥の 方法として,適切なものを1つ選びなさい。
(この問題を見ての感想)
「全くわからないです・・・この表示を見たこともないですし・・・見たことがないというところから正答に至るよう推理していきます」
1 日当たりのよい場所でつり干しする。
(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)
「日当たりの良い場所で干す・・・当たり前のことなので、そんなことをわざわざ表示しなのでは・・・この選択肢は違うとしよう」
(調べてみた)
つり干し
物干し竿などにかけて干すことです。ハンガーを使って干す場合も言います。
表示はこうです。↓ 一本棒がつるすイメージなんでしょうね。
2 日陰でつり干しする。
(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)
「色があせるからかなぁ・・・日陰でつり干し・・・ありうるかも・・・保留です」
(調べてみた)
日陰で吊るす理由ですが、日光により、日焼け、色あせが心配な衣類です。素材としては、綿や麻、ウール、シルク等です。
直射日光があたらず、風通しの良い場所で行いましょう。
日陰でつり干しの表示はこうです。↓ 斜めの棒が日光を遮る、ひさしを表しています。
3 日当たりのよい場所で平干しする。
(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)
「平干し?これがわからない・・・選択肢の1のつり干しとの違いがわからない・・・ただ、日当たりのよい場所で干すのは当たり前なので、この選択肢も違うとしよう」
(調べてみた)
平干し
平らな場所に広げて干します。
セーターやニットなどは、ハンガーにかけてつり干しをすると、衣類の重みで伸びてしまいます。平らな場所に広げて干すことで、伸びたりしないようにします。
表示はこうです。↓
4 日陰で平干しする。
(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)
「日陰で平干し・・・選択肢2と似てるな・・・つり干しか平干しか・・・これも保留」
(調べてみた)
日陰で平干し・・・日陰で、洗濯物を広げて干すやり方ですね。場所を結構取りますので、お風呂のふたの上で私はしたことがあります。
表示はこうです。↓
5 乾燥機を使って高温で乾燥する。
(解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です)
「乾燥機を使わなければいけない衣類とかあるのかなぁ・・・乾燥機は不可の衣類ならあるけど・・・この選択肢も違うかな」
(調べてみた)
乾燥機を使っての乾燥は、時間の短縮、除菌といったメリットがあります。
低温60度までの乾燥機対応の表示は↓
高温80度までの乾燥機対応の表示は↓
乾燥機禁止の衣類もありますので、注意をしましょう。
セーター、ウールの衣類
絹製品や毛皮・皮革製品
タンブラー乾燥禁止表示※
吊り干し・平干し表示のあるもの
のりづけした衣類
ズック、スリッパ、帽子、ぬいぐるみ
和服、和装小物 ~日立さんのHPより~
乾燥機禁止の表示は↓
「2」と「4」が残りました・・・絵をもう一度見てみよう・・・左上のななめの線は、太陽の光を遮っている。そして、真ん中の横棒は、平らを意味する・・・ということで・・・
私の答え 「4」 正答は「4」
福祉、介護は技術、制度、法律がどんどんと変わります。最新の情報を得るためにも、社会福祉六法や用語辞典は最新のもので勉強をするのが良いですね。