第31回社会福祉士国家試験を解いてみた➁~介護支援専門員~ | 福祉 介護の勉強ブログ

福祉 介護の勉強ブログ

資格試験を解きながら、福祉、介護を勉強しよう

介護支援専門員は、要介護者(要支援者)が自立した生活を住み慣れた地域で暮らせるように、居宅介護サービス計画書を作成します。

 

 

高齢者に対する支援と介護保険制度

 

 

 

問題 131 

介護支援専門員の役割に関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。

 

1 利用者が介護保険施設への入所を希望する場合には,介護保険施設へ紹介を行うものとされている。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「介護支援専門員は、利用者の主訴にこたえようとしなければなりませんね・・・これは正答か・・・」

 

 

(調べてみた)

介護保険法第75項に、介護支援専門員の役割が書かれています。

 

介護支援専門員は、要介護者(要支援者)から、介護サービス利用の相談を受けた際には、そのサービスを利用できるように、市町村やサービス事業者との連絡調整を行います。

 

 

2 指定居宅介護支援の提供に関する記録を整備し,終結した日から5年間保存する ことが厚生労働省令で定められている。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「厚生労働省令では、2年ですね・・・ただし、自治体でもルールを決めることができます。自治体によっては、5年というところもあります。この選択肢は違うかなぁ・・・」

 

 

(調べてみた)

サービス提供の記録は、厚生労働省令で、2年間の保存が義務付けられています。

 

 

3 少なくとも一月に1回,サービス担当者会議を開催しなければならない。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「サービス担当者会議は、ケアプランの作成、変更の時に開催します。月に1回行うのは、モニタリングのことですね・・・この選択肢も違いますね・・・」

 

 

(調べてみた)

サービス担当者会議

ケアプラン原案を作成し、サービス調整を行った後、サービス担当者を集めてケアプランの内容を検討する会議を開きます。

 

このサービス担当者会議は、ケアプランを変更する際にも開きます。病院から退院してきた等で利用者の状態に変化があり、現状のケアプランではそぐわない時などです。

 

 

モニタリング

介護支援専門員は、介護サービスが適切に行われているか、効果測定を行います。月に1回は行う事となっています。

 

 

4 介護保険サービス以外のサービス等を含む居宅サービス計画を作成することがで きる。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「利用者の自立ために、利用できるものは何でも利用します。家族、知人、友人、ボランティア・・・これらの方のサービスをケアプランに載せることは可能です・・・これも正答か・・・」

 

 

(調べてみた)

利用者にとって必要なサービスが必ずしも、介護保険サービスにあるとは限りません。その時には、家族、知人、ボランティア等の協力が必要です。居宅サービス計画書作成にあたって、これらインフォーマルなサービスを含むことは構いません。

 

 

5 訪問看護等の医療サービスが必要と自ら判断した場合には,利用者の同意を得ずに主治の医師の意見を求めることができる。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「同意を得ずに・・・現場レベルだとそんなこともあると思いますが・・・適切とは言えないような気がします・・・この選択肢も違うとしましょう・・・」

 

 

(調べてみた)

医療サービス機関に、利用者の健康状態を伝えることになると思います。このような、個人情報は、本人の同意なしに、他の人、機関に開示することはできません。

 

 

 

 

私の答え  「1」と「4」   正答は「1」と「4」

 

 

 

 

介護支援専門員は、利用者がある介護サービスを希望した時には、サービス利用に繋がるように、そのサービス事業所と連絡、調整をしなければなりません。

 

居宅介護サービス計画書には、公的サービスだけでなく、インフォーマルサービスも含むことができます。

 

 

こんな問題やったっけ・・・と思う事が多々あります・・・でも、読み込んでいくとなんとなく思い出しますね・・・復習は大事ですね