第31回社会福祉士国家試験を解いてみた~アウトリーチ ソーシャルワーク~ | 福祉 介護の勉強ブログ

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アウトリーチ・・・社会福祉、ソーシャルワークから生じた、言葉です。この言葉ですが、芸術の分野でもあるそうです。芸術になじみのない人に対して、芸術家が、公民館等で、芸術に触れる機会を提供しようとする場合に使います。

 

 

相談援助の理論と方法

 

 

 

問題110 

アウトリーチに関する次の記述のうち,適切なものを2つ選びなさい。

 

1 支援を求めて相談室を訪れるクライエントを対象とする。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「アウトリーチ・・・OUT REACH・・・外に・外へ、とどく・手を伸ばす・・・という意味からすると、相談室に訪れていない人が対象になるのでは・・・この選択肢は違うとしよう」

 

 

(調べてみた)

アウトリーチ

本来は、福祉サービスが必要なのにもかかわらず、サービスに至っていない、要援助者に対して、福祉サービスの活用を促し、利用に至るように、働きかけることです。

 

相談室を知らないために、相談室に訪れない人もたくさんいます。そのような人に、相談室の存在を知らせ、サービスの活用につなげていきます。

 

 

2 相談援助過程の援助開始時だけではなく,援助が始まった後も有効である。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「外に手を指し伸ばす・・・だけ・・・というわけにはいかないでしょう。手を指し伸ばしてから、援助が開始するのでは・・・という事で、これは、正答か・・・

 

 

(調べてみた)

要援助者を探すだけが、アウトリーチではありません。援助が始まってからも、要援助者へのかかわりは続いていきます。

 

 

3 慈善組織協会(COS)の友愛訪問員活動に起源を持つ。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「慈善組織委員会(COS)・・・イギリスに起こり、アメリカで大発展・・・たしか、各困窮者の家に訪れていたような・・・これが起源として、アウトリーチは生まれたことはありうるなぁ・・・保留」

 

 

(調べてみた)

慈善組織協会(COS)ができる前のイギリスでは、各団体、各個人がめいめい、慈善活動を行っていました。

 

これですと、いろんな団体から恩恵を受ける人もいれば、どの団体からも恩恵を受けられないという人もいました。

 

生活に困窮している人が、すべて、そして、平等に恩恵を受けられるようにする必要がありました。

 

そこで、慈善組織協会(COS)を作り、慈善団体、個人の一本化を図りました。

 

慈善組織協会(COS)では、地区ごとに地区委員会を設置して、対象となる貧民の世帯を一軒一軒、訪問して調査を行い、記録を行いました(友愛訪問)。

 

 

4 所属機関のバックアップを必要としない対応方法である。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「所属機関のバックアップを必要としないとは、どういうことだ・・・ソーシャルワークにおいて、必要なものはなんでも利用するのでは・・・この選択肢は違うかなぁ」

 

 

(調べてみた)

調べようがありませんね。組織に所属し、業務として、アウトリーチをしていて、所属しているところから、バックアップがないとか意味が分かりませんね。

 

 

5 地域住民とのつながりの構築は不要である。

 

解いてみた・・・これは解説ではなく、私の頭の中の言葉です

「逆に、地域住民のつながりが、不要な事って、何かあるのだろうか・・・この選択肢も違いますね」

 

 

(調べてみた)

調べようがありませんね。地域共生社会を目指す中で、地域住民との繋がりが不要とか、ありえませんよね。

 

 

私の答え  「2」と「3」   正答は「2」と「3」

 

 

 

アウトリーチ

 福祉サービスを知らない人、福祉サービスの利用を拒否している人を探し、サービスに結びつけることを言います。

 

 

 

 

 

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