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ブログにご訪問いただき、
ありがとうございます。
ソーイング本にも載っていない
学校でも教わらない”コツ”を知って
「10年かけてもできなかったのが出来た！」
あなたのハンドメイドを
既製服レベルにしませんか？
ソーイング本を見て、
これが作りたい。。
と思って作ったはずなのに
出来上がったらなんか違う・・・
こういうお話をよく聞きます。
これには原因が３つあります
生地とデザインのミスマッチ
サイズ感のミスマッチ
仕立てのミスマッチ
これをよくよく吟味して作り出さないと
思ったのと違う結果になりやすいのです。
今日は、
この中の
生地とデザインのミスマッチ
についてお話しします。
ソーイング本で見て素敵だと思って
作り出す時に、
本からパターンをそのまま写して
自分で用意した生地で裁断します。
その生地は本と同じ生地でしょうか？
本当同じ生地で作ったのなら
同じように仕上がります。
これが違っていたら、
本がウソということになってしまいますね＾＾
服はロボットのようなガチガチの素材で
作られているわけではありません。
素材だけをとっても
ふわっと膨らんだり、
風に揺れたり、
張りがあったり、
ストンと落ちたり、
軽さを感じたり
重厚感を感じたり
薄くて軽いモノ
厚くて重たいモノ
さまざまです。
また見た目においても
暖色系か寒色系か
モノトーンかポップな色か
若々しさを感じる色、柄
落ち着きを感じる色、柄
言葉にするだけでも
まだまだ出てきそうなくらい
「表現」するには足りないくらいです。
実際に触ってみると
もっともっと感じることでしょう。
そんな膨大な生地の中から
そのデザインに合った生地で作られて載っているのが
ソーイング本の写真です。
それと近い素材と色を持ってきたら
同じようなシルエットと
雰囲気が作れます。
”同じような”でも厳密にいうと
”同じ”でないと同じものにはなりません。
ラグジュアリーブランドを
色々なメーカーが真似をして
たくさん
”同じような”モノを作って売っているけれど
やはりそれは”違う”のと同じです。
よくありがちなのが、
雰囲気から見て
同じように。と思って
本と同じ色、似たような柄だけで
作ってしまうことです。
本が赤いワンピースで素敵だったから
赤の生地。
素敵なストライプのシャツだったから
ストライプの生地。
見た目の色・柄は同じでも
素材が違うと
同じようなシルエットにはなりません。
同じパターンでも
生地が違うと全く違うように出来上がります。
同じギャザー分量を入れても、
ボリューム感を感じる生地もあれば
少なくて貧相に感じるものもあります。
見た目に同じシルエットにするために
変えなければならないことがたくさんあるのです。
”変える”ことはなかなか難しいので
できるだけ本と近い素材を選ぶのがポイント
それには、色や柄よりも、
まずは素材感です
「リネン」と本に書いてあったとしても
リネンにも種類は豊富です。
〇〇産まで同じにしなくても
目の詰まったさらっとしたリネンなのか、
ざっくり感のある温かみのあるリネンなのか、
これだけでもかなり変わります。
本に書いていある情報をよく読むのと、
詳しく書いていなかったら、
写真から生地感を
探るのです。
この作業がとても大切。
そして、その生地と同じような
生地感のもので作る。
その上で、
見た目の色・柄を加えて考える。
この順番で
考えて生地を選んでいってください。
そうすると
できるだけ近いものができるようになってきます。
この”感覚”も積み重ねです。
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