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東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】主宰
曽根 かおりです。
マチ針やしつけ糸を使わず
既製服の縫い方を基本に
一人できれいに早く1着を仕上げる
ハンドメイド方法をレッスンしています。
曖昧な色合いの生地の色は
糸の色を悩みますね。
洋服では「定番」ではなくても
わりとポピュラーな色合いが
「カーキ」
カーキ色は、明度がとても幅広い気がします。
こちらの濃淡のカーキ色
生地色としては、
「カーキ」の濃淡。
ですが、
糸色は、かなり違うものを使用しています。
手持ちの糸から
その色にあったものを選んだら
こうなりました。
生地色以上に糸色に差がありますが、
まあ、ある程度どちらもしっくりきています。
ベージュなどは、どの糸色のベージュを使っても
しっくりきたりするのですが、
ドンピシャの色でないと、
なんだかしっくりこない。
と言うのがカーキ。
これも違うし、
こっちも違う・・・
になりやすい色です。
メーカーではない限り、
ピッタリ色を求めるのも大変だし、
そうでなくてもいいと思います。
選んだカーキ色がズレているくらいなら、
おすすめの糸色は、
グレー
濃いカーキ色なら、
焦茶も割と似合います。
ですが、カーキに
使わない色は、
黒と紺
メーカーにいた頃の
感覚が抜けないからかと思うのですが、
黒は確立した「色」であって
黒には黒を使い、
黒以外の生地には使わない。
紺も同じく。
黒と紺も混同させない。
黒に紺を使ったり、
その逆も。
しっくりこなすぎる＾＾
自分のものでも、
絶対にしない糸色合わせです。
黒い生地の服に紺のロックがかかってると思うと
着るのがいや。
ここまで合わせるのは
強要しませんが、
「色の感覚を観じる」
審美眼をご自身の中で育てていくと、
糸色選びに迷わなくなると思います。
よく生徒さんにも糸の色を聞かれますが、
どの辺まで糸色の違いが許せるかって
そして、何をどこを縫うのには許せるのかって、
その人の美的感覚だと思うのです。
正解はないからこそ、
自分で感じて
自分の審美眼を育てることがおすすめです。
デザイナーって、
答えの出ないようなこんな小さなことに
かなり本気で向き合い続ける仕事だと
思います。
どんな生地が合うのかわからない。
パターンと生地との組み合わせが上手くできない。
まずは、こんなことから、
自分で
観じてみることをお勧めします。
「感じる」のではなく、「観じる」のです。
ちょっと洋裁から離れた話題のようですが、
実は私はとっても大切にしている部分です。
どなたかのご参考になれば♪
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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