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東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】主宰
＆オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
マチ針やしつけ糸を使わず
既製服の縫い方を基本に
一人できれいに早く1着を仕上げる
ハンドメイド方法をレッスンしています。
ある生徒さんが、
今までのレッスンおかげで
仕様書にない事も自分で臨機応変に考えることができました！
最近以前にも増して縫うことがたまらなく楽しいです。
こんなラインをくれました。
こちらの生徒さん、
レッスンに通い始めて２年半ほどです。
もちろん誰でも２年半通えばこうなれる。
と言うわけではありません。
かなり集中してたくさん縫っていたし、
質問もたくさんして
失敗もたくさんしてここまできています。
そして、今は本当に一人でも日常着なら
きれいに縫い上げてくれています。
ここまでくるのに、
どんな道順で学んできたか・・・
と言うと、
まずは課題の作品を何着も縫う。
１回縫っても
「なるほど〜◎」ってわかることは
あると思います。
でも、それは、
「わかった」だけ。
そこからもう１回縫います。
今度は少しきれいに縫えた。
そして更に２〜３着
生地を変えて縫います。
このくらい縫っていると工程を覚えてくるので
縫いながら「手順を確認する。」
と言う作業が
不要になってくるので、
余裕が出てきます。
余裕が出ると、
今までは縫うことに精一杯だった箇所に
目が行くようになります。
今までは疑問に思っていなかった疑問が
見えてきます。
そこでまた質問がきます。
毎回の課題を繰り返し繰り返し
こうやって自分での課題が見えるまで
縫っています。
ここまでくるとやっと自分のものに
できる。
「５着縫った先」
にしか見えないものは
必ずあるんです。
こちらの生徒さんが、
全くの初めてから洋裁を始めたかと言うと、
そうではなくて
今まで洋服を結構縫われてきた方。
実は、
他の方でも
今までに散々縫われてきて洋裁歴の長い人
ほど、
１回縫っておしまい。
にしないのです。
たくさん縫って、
知っているようなことでも
新たに知ったこと、そしてその先を
見つけるために
自分のものにするために
縫い続けます。
誰かが５着縫った、５着目の感想を
聞いて、
なるほど〜◎
と思っただけでは
同じところにはいけないのです。
これを繰り返していると
同じようなものを
市販のパターンやソーイング本でも
一応作り方や仕様書は見るものの、
今作る生地はこう言う生地だから・・
と
このように臨機応変に
対応できるようになってきます。
本当は
これが一番習得する手順。
縫う数が少なかったり、
課題をクリアできていないうちに
他のものを縫いたくなる気持ちもわかるのですが
もちろんその分、
その人の習得の到達は先送りになります。
それよりも、
基本を抑えきれていないところに
迷いが出てきます。
こういったところまで、
仕様書を臨機応変に
考えられるようになるには
ちゃんと道順があり、２段跳びせずに
一歩一歩進んで問題点を拾い上げてきたからなんですね。
それでも
その先の質問はどんどん出てきます。
これが、
「縫うことが今までより増して楽しい」
と言う気持ちにつながっているのだと思います。
自転車を乗れるようになるのと同じです。
乗れるための本を読んでいても
乗れるようにはなりません。
乗ってみて、
転んでみないとわからない。
そしてやっと乗れた。
となったら、
スラスラ乗れるようになるには
更に乗りこなさないと・・
何年やっても上手くできない。
と言う方は、
道順が違っているかもしれません。
ご参考までに♪
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