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東京 東久留米市

”既製服のように仕上がるソーイング教室”

【RANPI】主宰

&オーダーメードの服のお仕立て

曽根 かおりです。

 

 

マチ針やしつけ糸を使わず

既製服の縫い方を基本に

一人できれいに早く1着を仕上げる

ハンドメイド方法をレッスンしています。

 

 

 

 

 

不織布の接着芯をお使いに

なったことはありますか?

 

 

 

不織布の芯とニットタイプの芯

 

 

 

この2種類がメジャーかな〜と

思いますが。

 

 

 

 

簡単に特徴を言うと

 

不織布は

薄くて張りがある。

厚いものだと硬くなる。

 

 

 

 

ニット芯は

厚さがあっても

柔らかくふんわりしている。

 

 

 

こんな感じです。

 

 

 

 

 

ニット芯より、

不織布の方が

安価なため、

 

 

ニット芯の方が、

 

 

「いいものだ」

 

 

と思ってらっしゃる方も

いますが、

 

 

一概にそうとも言えず、

 

 

どこにどう貼るか、

どんな風に仕上げたいか。

 

 

 

で適材適所で

選んでいくのが

いいと思います。

 

 

 

 

パタンナー時代に、

 

接着芯を決める担当になったことが

ありまして・・・

 

 

 

そのメーカーでは、パタンナーが

接着芯を決めていました。

他もそうなのかなー・?

 

 

 

生地・デザイン毎の

1シーズンすべての

接着芯を決めるんですね。

 

中堅どころにさしかかったパタンナーが

みんな1度は通る道で

 

わ・順番がきてしまった・・・

と思いました。

 

 

あまり好きな仕事ではなかったです^^

 

 

 

主にジャケットやコートですが

芯によってこんなに違うものが出来上がる。

 

 

 

と感じた衝撃もありました。

 

 

もちろん

私がペタペタ貼るのではなく、

 

芯地屋さんが貼ったサンプルを

持ってきてくれるのですが。

 

 

 

その当時、いつも感じていたのが、

生地の雰囲気をガラッと変えてしまう

くらいのチカラがあるのが、

不織布だった。

 

 

と言うことです。

 

 

その頃から、

不織布はちょっと魅力的に

見えていました。

 

 

 

魅力的が故に、

合わない性格の生地もあります^^

 

 

 

 

さて、

 

「不織布」

 

ですが、

 

名の通り、

 

 

「織らない布」

 

です。

 

 

 

「不織布」自体は

1920年代にドイツで作られ始めたそうですが

 

 

 

 

日本では、

1960年に初めて

日本バイリーン(株)が発足しました。

 

 

 

「バイリーン」って聞いたことある方も

いらっしゃるかと思います。

 

 

そう、会社の名前なんですね。

 

 

洋服に使われる芯としては、

歴史が浅いのです。

 

 

織らない・編まない

 

 

ことから、

 

 

 

どんな厚さにも作れる

 

と言うのが

一番の魅力ではないかと思っています。

 

 

そして、安価。も魅力です^^

 

 

 

 

 

織らない

 

 

と言っても

 

 

 

地の目はしっかりわかるようにあるんです。

 

 

 

 

よーく見ると、

筋が見えます。

 


紙でいうと和紙のような感じの筋です。

 

 

この筋が入っているのが

縦地です。

 

 

縦地は、ぎゅーっと引っ張っても

ビクともしません。

 


紙のようです。

 

 

 

反対に、

それに対して、

横方向に引っ張ると、

 

ぐわ〜んと伸びて、





そのまま引っ張ると、

引きちぎれてしまいます。

 


 

 

 

織られてはいませんが、

生地に貼るときに、

この方向を間違えると台無しになってしまいます。

 

 

 

縦の力がとても強いので

 

 

本当は、生地では

縦地に裁ちたかったパーツ、

マーキングの関係で横地でしか裁てなかったものに

 

不織布芯だけ縦地に貼ると、

縦地のように強くなったりします。

 

表に出るところには

オススメしませんが、

小さな裏側にくるパーツや見返しなどに。

 

 

本来の使い方ではない気がしますが。。^^

 

 

 

 

 

 

ただ、

 

生地と相性が合わない場合もあります。

 

織りが詰まっているものや、

表面がつるんとしているものには、

浮いてきてしまいます。

 

 

 

ちょっと不安な時は、

試しで貼ってみることをオススメします。

 

 

 

貼っても剥がれてきてしまう場合、

 

かなりの確率で、

貼り方に問題がある場合も多いです。

 

 

 

高温。カラアイロン

 

が基本です。

 

 

そして、7〜8秒は

圧力をかけてそのまま。

 

 

 

生地に問題がある場合は、

当て布をしてかけてくださいね。

 

 

 

 

さーっと当てるだけでは

剥がれてきてしまいます。

 

 

 

 

 

 

誰とでもうまくいくような

ニット芯のように、

 

浅く広くみんなと仲良し

どんな生地でもOK♪

 

 

 

ではありませんが、

 

 

 

不織布は

ちょっと不器用で尖ってるけど、

いざという時、

本領発揮でチカラを出す

 

私は

そんなイメージです^^

 

 

 

 

結構好きです。

 

不織布も。

不織布のような人も^^。

 

 

 

 

 

 

 

 

最後までお読みくださり

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

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