ありがとうございます。
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】主宰
＆オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
私は、洋裁を教えていますので、
『洋裁の先生』
という事になるのでしょうが、
洋裁を広めたい。
洋裁を教えて仕事をしていきたい。
と、考えて始めたわけではサラサラ無いし、
どんな小さなものでも、
『先生』と呼ばれる職業は、
私の”働く”という辞書の中には
全く入っていなくて、
どちらかというと、
毛嫌いしていた職種でもあります。
なぜか。という事は置いておいて・・・・
自分自身が、きれいに早く既製品のように
縫えるには、どうしたらいいの・・・？
と右往左往していた若い頃、
無我夢中で師匠に教わっていたころ、
そんな
何を目ざしているかなんてどうでもよくて、
目先のしあわせ・愉しみ・生きがいが
全て縫うことに注がれていたころ。
そこから時を経て、
全く洋裁なんかした事がない人に
頼まれて教えてあげた時に、
その人が、出来上がったものを
すっごく喜んでくれたその顔が、
その顔を見た瞬間に、
若い頃に自分が無我夢中で
目指すものもなく
やってきたこが
シュー―-ッと引き寄ってきて
答えが出た瞬間だったのです。
特に答えを出そうとも、
探していたこともなかったけれど、
その人のとってもうれしそうでしあわせそうな顔の、
きっと何倍も私、しあわせだ。
と思ったのでした。
自分がしあわせを感じる。
よりも、
人にしあわせを与えられる。
ことが、
自分のしあわせを超えるんだ。
と、気づいた瞬間でした。
今の毎日のレッスンでも、
その感覚は変わりなく、
生徒さんの求めているもの、
どんなしあわせを届けてあげられるか。
実は、ソーイングのノウハウよりも、
私の心底には、
こんな想いがあるのです。
生徒さんみなさんも、
洋裁を習いにいらしてるのでしょうが、
ただ単に"洋裁の技術"
だけでなく、
それを着た喜び。
使ううれしさ。
誰かに褒めてもらった高揚感。
人に差し上げて、ありがとう。といってもらえる事。
ちょっと嫌なことがあっても夢中になれる時間。
ご自身では
気がつかなくても、
そんなことが根源には
あるのではないかなぁと思っています。
教室に来る楽しさ。
同じ趣味の仲間とと会うこと。
そんなこともあるかもしれません。
いらしてくれる生徒さんに、
私は何が出来るのか。
どうすれば、より通いやすくなってもらえるか。
もっとたのしんでもらうには。。
そして、
洋裁を通してしあわせになってもらいたい。
別に洋裁をする人だけが
しあわせなわけではなくて、
きっと、趣味でも仕事でも
しあわせになるためのタネ。
だから、何でもいいのです。
私は、
洋裁が好きだったし、
それで、
自分をしあわせにすることができたから、
洋裁を通して、
人のしあわせのお手伝いをさせていただく。
ことが、私に出来ること。
自分も、人も、しあわせになることを
作り上げていく仕事。
こんな仕事を見つけられて、
本当に幸せ者だと思います。
遠方から。
忙しい中時間をかけて作って。
など、それぞれに理由がある中、
来てくださる方に本当に感謝です。
そこにエネルギーを注げば注ぐほど、
生徒さんにいいものを届けられるし、
私は結果、いつももっといいものを
感じ取ってしまう。
お伝えできる技術を
いちいち説明すると、
ソーイングのコツだったり、
本には書いてないけど、
こうやると綺麗なの。
だったり、
この生地は、こういうふうに作ると
素敵なの。
だったり、
もっと手をこうすると、
やりやすいよ。
だったり、
そういう事になります。
教科書をただ読め進めていく授業をしている
先生の授業は眠くなる・・・
そんな経験は、どなたにも1回はあると思うのですが、
ソーイング本の通りに説明していくレッスンは、
私が眠くなってしまいそうです。
毎回、
新鮮で。
毎回、
新しく。
たまたま教えるものが、
『洋裁』
だっただけ。なのです。
本当にお伝えしていきたい事。
いつも心の底で、
エネルギーを回し続けていようと思います。
最後までお読みくださり
ありがとうございます。
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