ありがとうございます。
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】主宰
&オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
切り替えがたくさんあったり・・
同じ様なカタチのパターンがいくつもあったり・・
そんなものを裁断するときは、
決まっててこずってしまいます。
一般的に、
前身頃・後身頃・袖。
それにプラス脇見頃。
くらいでしたら、
そんなことはありませんが。。
先日、裁断された生徒さん。
スカートでしたが、
前スカートで
上下に分かれて
上4枚、下4枚。
後スカートも
上4枚、下4枚。
全部で16枚あります。
だんだんと接いで、形になってくれば
いいのですが、
ひとつ間違えて接いでしまうと、
そこを解明していくのが、
とても大変になってしまいます。
そうなりそう・・・
と思われる場合は、
予測を立てる。
これ、とっても大切です。
ちょっと面倒ですが、裁断の時に
一工夫。
4種類の形があり、それぞれ4枚ずつ。
という事で、
A・B・C・D
と記載した小さな紙を4枚づつ
全部で16枚用意。
これを裁断した端から、止付けていきます。
止めるのは、マチ針ではありません。
私が、マチ針を使わないから・・・
ではなくて。
・危ないから。
・取れてしまう可能性があるから。
です。
二本取りにした糸を用意しておいて、
一針返し縫で止めていきます。
これで、必要な時間、付いていてくれます。
外すときも、ハサミは要りません。
玉止めは、
するのも、取るのも面倒です。
上下がわかりにくい形もあったので、
もう一つルールを決めました。
その紙は、そのパーツの上部分につける。
そして、もう一つ。
中心側のパーツと脇側のパーツの差が
わかりにくいので
脇のところに
V字に切り込みを入れました。
これで、あとは
全体図があれば、混乱しないで
接いでいけます。
まず間違いが起こりません。
裁断している時は、
パターンに、
”上の脇スカート”
とか、
”前中心”
とか、
目に入る情報がたくさんありますが、
裁断してしまったら、
その言葉は見えなくなってしまいます。
裁断したものをいつまでも、
パターンを付けて丸めていらっしゃる方が多いですが、
とても効率が悪いので、
パターンの情報をすべて裁断したものに
印で移して、作業で着ていくようにした方が
いいですが、
なかなか抜けきれない方が多いです^^
裁断は、ちょっと面倒かもしれないですが、
縫い出したら早いですし、
間違える不安はありません。
結果、これが早いのです。
このスカートのデザイン画と
裁断したものを
他の人に渡しても、
間違えなく縫ってもらえる状態。
この状態にして、いつも
自分に渡してあげましょう~
次回、縫われるのが、楽しみです♪
最後までお読みくださり
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