ありがとうございます。
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】主宰
&オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
タックが、たくさんあるスカート、
裁断した時に、タックの位置をノッチ(切り込み)で、
印を付けますが、
どんな風に付けていますか?
先日、フリーレッスンで
パターンなしの計算だけで作る
そんなスカートを
私がいつも付けているやり方で
ご説明ししたら、
『これはいい〜!』
って驚かれたので、
みなさん、どうやってるのかな。。
と思って、
シェアさせていただきますね。
レッスンでは、こういうものは、
いつもこうしています。
例えばこんなスカート
図で書くとこういうこと。
表に出ている顔の部分のタック
=8cm
中に隠れているインタックの部分
=4cm
だとします。
開くと、
4+4+8+4+4+4+4+8+4+4=48
前中心でわにして折って48cmになります。
そうしたら、
この10個ほどの印を、
48cmに必ず納めなければならないのです。
4cm計って記しして、
そこからまた4cm計って記しして、
次はまたそこから8cm計って…
という計り方をしていったら、
最後まで計ったら、
48cmジャストになる可能性は低いです^^
だいたいちょっと大きくなるのが常です。
タックをいくつも畳むだけでも、
厚さもあり、誤差も出ます。
1mm位ズレちゃった。。
が、ウエスト1周で、3回もあったら、
ベルトに挟む時、
3mmも大きくなってしまうのです。
ただでさえ、タックの厚みがあるのに、
3mmも押し込むって、とっても大変です。
生地によっては、無理です。
そうすると、
ベルトを長くしちゃえ…!
これが、
出来上がりがパッとしない。。。
の、はじまり。
歪んだ服の始まりです。
これは、いいミシンを持っているかどうか。
ではないのです。
そもそもタックの厚みを考えたら、
裁断の段階で、1mmだって大きくすることなんて、
いやなのです。
せめても、裁断は、
コツだとか、きれいに縫うとか、知らなくても、
丁寧にすることは、
誰だってできますから、
もし、
縫うことに自信が無かったら
尚更のこと、
裁断を丁寧にすることをオススメします。
確実に仕上がりが変わります。
どうやって裁断しているか、
というと、
こちら、実際のフリークラスの生徒さんのスカート。
生地をわにした状態で
48cmをまず、定規やメジャーを当てて、
押さえます。
そこに、手元に電卓を用意して、
まず4cmのところにノッチ。
次は、また4cmなので、
4+4で、8cmのところにノッチ。
次は、8に+4で、12のところにノッチ。
その次は、12に、+4で16…
と、電卓で、計算しながら、
最後の48まで、ノッチをつけていきます。
例え、途中誤差があっても、48で、
必ず終わりになります。
小さいタックがたくさんあるスカートなどでも、
そうですが、
総寸法を、絶対守ること。
それで、ウエストが、
予定通りのサイズにキチッと出来上がります。
パターンが無くて、
計算だけでできるものだからこそ、
こういうところをきっちり計って裁断すると、
パターンを合わせるより正確♪
こんな些細なことの積み重ねで、
既製服のようなきれいな服は
仕上がります。
ご参考になれば♪
最後までおよみくださり
ありがとうございます。
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