"売るもの"としての目線

ご訪問いただきまして

ありがとうございます。

東京　東久留米市

”既製服のように仕上がるソーイング教室”

【RANPI】主宰＆オーダーメードの服のお仕立て

曽根　かおりです。

かわいいワンちゃん服を作られている方が

個人レッスンにいらしてくださいました。

ぬいぐるみやお人形さん服もそうですが、

"小さすぎる"ってとてもやりにくいので、

縫う順番が人間の服と違います。

ぬいぐるみやお人形さんと

違うのは、

犬は動くから＾＾機能性も必要ですね。

そこは、私は専門ではないですが。

犬服の教室にも、通われていらしたそうで、

そこで、服のパターンとか縫い方などは

習ってほとんどできていらっしゃいました。

作品を見せていただきましたが、

とってもきれいに、

すごく丁寧に作られていました。

ご本人は、

生地の選び方、扱い方、組み合わせ、

あきの始末、など今後販売も視野に入れて

たくさんご質問をお持ちいただきました。

これって、販売を目指す人には

とても重要な事だと

思っています。

作ったものを、

売りたかったら、

ちょっと工夫が必要です。

"製品の仕上がり"として、

絶対"きれいさ"を外せないところ。

そこを知っていて、

外さない。こと。

それと、アイテムと仕立てがマッチしていること。

ワンちゃんの服にも、

小さいのに、短冊あきなどのあきが必要だそうです。

小さい服に、きれいにあきを作られていました。

ポロシャツに良く見かける短冊あき。

がっちりした王道の仕立て方から、

簡易的なあき風まで、色々なやり方があります。

ざっくりですが、

簡単な服には、

簡単なあきが似合います。

それがすっきり見える。

簡単な服に、

がっちりした短冊あきが付いている場合は、

ちょっと違和感を感じます。

ワンちゃん服が簡易的というわけではありませんが、

小さいものなので、

もう少し簡単に軽く仕上げる方法でもいいかも

しれません。

商品としてどう見えるか。

は、とても大切なこと。

簡単に何でも買える時代ですが、

ハンドメイドのものを。

みんなと同じではないものを。

売っていないものを欲しい。

と、ハンドメイドの良さを

充分に伝えられる商品。

難しいけれど、

それが"売れる"要因だと思います。

そこに技術も必要なので、

大変ではありますが。

それでも"想い"のある方は

頑張って欲しいなぁと思います。

気持ちって伝わっていきますからね。

細かいところにもとても気を配られて

すごく丁寧に作られている生徒さんでしたので、

是非、頑張ってほしいなあと

応援したい気持ちでいっぱいになりました。

想いがある方は、伝わりますからね＾＾

他にもパイピングの時の合わせ方、

パイピングの付け寸法について

どのくらい引っ張るかで、

仕上がりは変わってしまいます。

カーブにあった付け方、

綺麗に合わす方法など、

ご参考になりそうなことを

お伝えさせていただきました。

本当に細かいところまで

このまま

丁寧に作り続けていってほしいです。

ご感想をいただきました。

教室に惹かれたのは、

ブログの内容を読んでいて、自分が知らないから
気づきも考えもしなかったことやちょっとしたことだけど
それをやるかやらないかで、大きな差が出る、
更に先生の考え方や思いに響くものがあり、
もっと、詳しく知りたいなと思い受講させていただきました。

縫う姿を見られることがあまりなかったので、
とても緊張しましたが、
自分が無意識でやってる改善点を指摘いただき、
気づくことができてよかったです。
癖がついてるのでついついやりやすいように
手が動いてしまいますが、
意識して直していきたいと思います。
はじめての工業用ミシン。
とっても機能的でパワフルなミシンでしたが、
使いこなせない私には、まったくその利点を機能できず、
機械がよくても使いこなせないと意味がないのを痛感しました。
でも、体験できてよかったです。
生地に対しての力の入れ方やパイピングでの処理、
今日教えていただいたことを復習し、練習して、
納得いく仕上がりになるよう
これからも楽しみながら作っていけたらなと思います。
今日は、本当にありがとうございました。