ありがとうございます。
東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”【RANPI】主宰
＆オーダーメードの服のお仕立て
曽根 かおりです。
グッと冬らしい季節に近づいてきましたが、
みなさんが作るハンドメイドも
秋冬素材になってきていると
思います。
ご存知の方も多いかもしれませんが、
秋冬の生地の取り扱いについて、
私の見解を書いてみますね。
秋冬生地のウールで、
よく聞かれるのが、
『地直しはどうやってしますか？』
結論から言うと、
地直し、しなくてもいいと思います。
『え〜〜』
と思われるかもしれませんが、
既製品のウールの生地は、
ほぼ地直しなんてしていません。
原反のままから、
いきなり裁断します。
みなさんがお店で手に取られる既製品は
ほとんどそうです。
まずは、
今の生地って、品質がいいから。
むか〜し、着物から洋服に
移りゆく時代には、
生地にも色々あったでしょうし、
地直しが絶対と、思われている
時代とありましたよ。
その頃から時代も変わって、
生地はどんどん良くなっているのに、
地直しの考えだけが、
そのまま置いてけぼりになって
いる感じがします。
よっぽどＢ反を買ったとか、
古ーい生地だったとか。
気になるようでしたら、
クリーニング屋さんで
"地直し"を受け付けてくれるところがあれば、
お願いしてもいいかもしれません。
そこまでは。。
と思う方は、
霧吹きをたっぷりかけて、
大きなビニール袋に入れて
口をしっかり結んで一晩置く。
でも良いです。
先日、
生徒さんから、
◯十年前のウールの生地なんですが、
シワが結構あります。
とのご相談。
私がオススメしたやり方は、
入り終わったお風呂に
生地を下げておくこと。
乾燥用の竿があるお風呂でしたら、
そこにかけておく。
なければ、
長いつっぱり棒を渡してもいいですね。
家族が入り終わった、
湿気ムンムンの状態に
下げて、一晩そのままに。
きれいにシワが取れたそうです。
私は、この時期、
そろそろ着たいな。
という冬物の洋服。
畳んでしまってあったものを
ハンガーにかけて、
お風呂に下げておきます。
結構シワが付いてしまったものでも、
2〜3日続けて吊るしておけば、
きれ〜いにシワが取れます。
アイロンをかけるより、
スッキリとシワが伸びるし、
アイロンの熱を当てなくてもいいので
生地にも刺激を与えないし、
何より楽チンです＾＾
よかったら、
お試しくださいませ♪
本日も最後までおよみくださり
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