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東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 ＆オーダーメード服のお仕立て
曽根 かおりです。
裁断する事とは、
ただそれぞれのパーツの形を
切り取る。
という事では、
ないと思っています。
パターンの紙を見ると、
市販のパターンなどは、
元々色々情報が書いてあります。
”前身頃”などの名称。
”２枚”と裁断する枚数。
その他に、
”わ”であるとか、
あとは、様々な合い印。
合い印は、
単に長さを合わせる合い印、
脇に付くポケットの位置、スリット止まり、ファスナー止まり、
あき止まり、裾の折り返しの位置・・・
実は、よく見ると、
色々な情報が書かれているのです。
裁断とは、
パターンに書かれている情報を、
すべて、落とし込むこと。
と、私は思っています。
自分で引いたパターンでしたら、
どこに何があるか。
は、わかっていますが、
購入したパターンは、他人が引いたもの。
裁断しながら、
よくよく観察して、
どういう事になっているのか、
頭に落とし込むのです。
そして、
生地には何も言葉は書いていないので、
切り込みや、印だけでわかるように
しっかり漏れなく、写します。
パターンの情報だけだと
足りない場合は、
自分で付け足します。
よく付け足すものを３点ご紹介♪
①脇線の合い印
脇線の長～いAラインのワンピースなど、
そうですが、
直線の距離が７０cmくらいあるもの。
よくありますね。
こんなに長い距離を、
前と後ろの脇線を縫い合わすのに、
その間、1ヵ所も合い印が無いなんて、
縫う時を、ちょっと想像してみて下さい。
どう考えたって、縫いにくい。
ズレやすい。
せめて３０～４０ｃｍくらい感覚に
合い印を付けた方が縫いやすいです。
合い印を付けないで、
今まで縫っていた。
という方は、
ズレて縫い合わさっている場合が
多いかもしれません・・・
確認してみてくださいね。
②袖の前後の合い印
袖には、袖山から前・後共に、
1ヵ所合印が入っていることが多いです。
こんな感じです。
でも、これだけだと。。。
パターンの紙には書いてあるけれど、
布だけになってしまうと、
どっちが前側か・・・？
わからなくなってしまいます。
必ず、後ろを２本の合印にします。
後ろ見頃も、２本にしておきます。
これ、いつも、【後ろ】と決めておきます。
マイルールにしておきます。
今回は、前、
今日は後ろ。
って毎回変えると
そのことで混乱します。
③中心を明確にする
昨日、ちょうど出来上がった生徒さんのbag♪
とても丁寧に綺麗に仕上がりましたよ♪
タックが、いっぱい入っているので、
パターンに書いてあるのはこんな感じ。
タックの印、切り込みがいっぱいになります。
中心だけ、▼にＶ字にカットした合い印にします。
タックを寄せるときに、中心がわかっていると、
大きな間違いを防げます。
切り込みを入れながら、
ここは注意するところ・・
などを考えながら裁断する。
それが、
その次の工程を楽にします＾＾
是非、意識してみてくださいね。
次の工程が、グッと楽になります。
今日も
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
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