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東京 東久留米市
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 ＆オーダーメード服のお仕立て
曽根 かおりです。 
両端、ピンクが少しずつはみ出しています。
長さ、最後で合いません。
んーー、なんか微妙なズレ。
パターンメーキングについて、
何回かお伝えしていますが、
生地になった時に、いざ縫うときに、
その重要性が見えなくなってしまう事が
多いようです。
なんせ 、生地は伸びますし、
動きますからね。
そこで、洋服に、出てくるような
個所ではなくても、
これだったらわかるかも！
と、思って”ただの線”の場合で
説明してみようかと
思いました。
２本の線Ａ・Ｂがあります。
同じ長さです。
１０ｃｍとします。
この線通しを縫い合わせたいとします。
縫い代として、周囲に１ｃｍづつ付けます。
こうなります↓
縫い合わせようとしたとき、
Ａ・Ｂそれぞれとも、縫い代の長さ込みで
１２ｃｍになります。
なので、縫い合わせても、
何の問題もありません。
では、Ａ・Ｂが同じ１０ｃｍだとしても、
こういう場合はどうでしょう？
ここに、考慮（パターンメーキング）無しに
縫い代を付けてしまうとこうなります。
そうすると、Ａ・Ｂを縫い合わせようとしたときに
長さ、合いませんね・・・
もしくは、出だし、合わせると、こう↓
でも、このまま縫ってしまったとして、
開くとこうなります↓
んーー、なんか微妙なズレ。
まっいっか。
となりがちな位のズレです＾＾
実際生地だと、
もっとルーズになったりします。
気持ちがね。
こうならないで、作れること。
これが、パターンメーキングです。
この線の例は、わかりやすく極端にしましたが、
洋服を作っている時って、
カーブや曲線で出来ている事が多いので
ここまでひどくなくても、
小さなこういう事の集まりで、出来上がっています。
それでも、生地なのでどうにか出来ちゃいます。
そのままズレて縫いあがってしまったって、
できあがってしまう。
全てがそんな感じでも、
縫い上がっちゃうのが
こわいところ。。
そうすると、
なんだかなぁ～という出来栄えに。。
それだと、
結局、器用な人が、上手な人。
になってしまいます。
違うんですよ♡
だから、ベトナムや中国の
大量生産の縫製工場で
働く若い女の子達が、
綺麗に縫えるわけなんです。
パターンメーキングを
最初から理解しなくても、
縫う事と共におばえていければ
上達も理解も早くなりますよ。
知らないで10着縫っても、
綺麗な服には、
仕上がらないのです。
今日も
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