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東京 東久留米市

”既製服のように仕上がるソーイング教室”

【RANPI】主宰

曽根 かおりです。

 

 

マチ針やしつけ糸を使わず

既製服の縫い方を基本に

一人できれいに早く1着を仕上げる

ハンドメイド方法をレッスンしています。

 

 


 

 
パターンメーキングをきちんとすることが
実は、仕上がりに多大な影響を与える。
 
少し前に書いた
 
パネルラインのパターンメーキングの記事。
 
 
 
 
パネルラインの服を作られる方は
割と上級者ですね。
 
 
中級レベルの方が、多く取り組まれるトップス。
 
トップスには、
ブラウス、チュニック、ワンピース…
 
これに共通して出てくる襟ぐり。
 
 
こちらも、しっかりパターンメーキングを
しておくと、
縫ってる時に曖昧にならなく、
 
 
また、理解していると、
例えば、
パターンメーキングがされてないパターンで、
別の人が裁断されたいたとしても、
 
縫う段階で、
 
あれれ・・・・?
 
 
となってからでも、
どこを合わせればいいのか、
見当がつくのです。
 
これ、実際に、レッスン中、
生徒さんの縫ってるものでよく起こること^^
 
 
 
ブラウスばっかり縫うわけではないし、
 
1回やっただけだと、
なかなか覚えてられないかもしれませんね。。
 
 
そして、肩線は、
襟ぐりのカーブによって変わります。
 
仕立ての方法によっても
パターンメーキングは変わります。
 
 
 
ちょうど昨日、
レッスンにいらしてくれた
生徒さん。
 
持ってきてもらったパターンが
見事にきれいにパターンメーキングされていたので、
パチリ♪
 
{B2F4464A-E537-4B83-855F-6AC8DA455451}
 
この、縫い代がカクカクした付け方が、
何となく、カクカクしていればいいわけではなく^^
 
 
 
こちらの生徒さんのパターンを
お借りして説明すると、
 
ソーイング本を写した時の
実際の肩線はここの長さ↓
 
{8AD66860-1CFE-4BC0-86CE-0060A296DA52}
 
同じ長さです。
 
 
そして、肩線に沿った縫い代の長さも
同じにするわけです。ここ↓
 
{44B1ADF9-DAD1-402A-BD1F-67DADBFECD7A}
そうすれば、肩線縫うときも、
長さが同じで縫える。
 
ということ。
 
 
どういう間違えが多いかというと、
襟ぐりから続くカーブを、
そのままの流れの延長で決めてしまう事です。
こんな風に↓
 
{B4975451-6BEF-469F-BA99-FC4F8F446CD6}
そうすると、肩線の縫い代の長さ、
前と後ろで違ってきますよね。
 
{6AA232D0-0417-45D4-8801-F6D85280D728}
 この『黄色の・』部分でズレが出てきます。
 
そうすると、ズレたところから
合わせて縫い出すと、
本当の肩線の始まりの位置が合いません。
 
 
でも、生地って、伸びますし、
しかも肩線って少し斜めになってバイアスっぽくも
なってるので、
5mm位違ったって、
なんとか合って縫えてしまったりします。
 
これが怖いこと。。。。
 
そうならないためにサイドネックポイントから
肩線に対して直角に縫い代を上げます。
 
この幅を同じにするわけです↓
 
{F2E25413-5E85-461D-A5E6-8C782394D4C1}
そして、
細かく言えば、肩先も同じことです。
 
何となく直角っぽいので、自然に
流してしまいそうですが、
理屈でいうと、
ここも同じです。
 
そして、ほとんどの服が、
ここは直角ではないです。
 
微妙に90度ではないのです。
 
これを、縫い合わせる全ての箇所に
するのが、パターンメーキングです。
 
仕立てによっては、
直角にではないところもあります。
 
 
毎回のトレースの際に、
ちょっと気にしながらやってみると、
だんだん理解が深くなっていきます^^
 
 
 

今日も

最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

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既製服の縫い方を知ってみませんか?
 
 
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