ご訪問いただきまして、

ありがとうございます。


 

東京 東久留米市

”既製服のように仕上がるソーイング教室”

【RANPI】主宰

曽根 かおりです。

 

 

マチ針やしつけ糸を使わず

既製服の縫い方を基本に

一人できれいに早く1着を仕上げる

ハンドメイド方法をレッスンしています。

 
 
 
 
 
昨日の午後のレッスンで、
パターンメーキングについて
話の花が咲きました。
 
 
 
一つのものを縫い上げるのに、
 
線と線を縫い合わせる全ての箇所に
 
パターンメーキングありき。

 

 

(なんですね、本当は。)

 

 

小物やbagは、長方形のパーツで

出来上がっているものが多いので、

その必要性をあまり感じられないかもしれません。

 

 

洋服の場合は、

 

ほとんどの線がカーブしているので

パターンメーキングがきちんとされているかで

仕上がりに大きな差が出来てしまいます。

 

(本当はね。)

 

 

アパレルでは、それは必須中の必須で

あたりまえすぎる位あたりまえすぎて、

 

「パターンメーキングした?」

とか

「パターンメーキングして。」

 

なんて言葉さえ飛び交いません。

 

そんな言葉を

あえて聞いたことも発したことも

無いかも。。です。

 

これは、決して驕っているわけではなく、

 

 

パタンナーは、

それが仕事なので

あたりまえなのです。

出来てなければ、クビです^^

 

ただ、仕事なので、

実際には、

綺麗に縫えなくても

縫い方の理屈は知っています。

 

 

 

だけど、

ホームソーイングを楽しむには、

パタンナーになるのが目的では

ありません。

 

 

なので、まず縫って楽しむ。

自分の服を作って、自分で着るわけです。

 

それだけだって、すばらしいわけですよ♪



自分の学生時代を思うと、

もう、いつも

ほめほめです♡

 

 

”縫う”ことを楽しんで、

ちょっとレベルが上がってきたら、

「あれ?どうしてこうなるんだろう・・

いつもそうだ。」

 

そうなった時に、

(実は、昨日のレッスンでもそういう瞬間でした)

 

 

ちょっとパターンを見てもらって

”そこだけ”

説明させていただきました。

 

そうすると、

他の方もその話に入ってきて、

みんなで、一緒に理解→納得

 

 

 

疑問が出てきたところで

その都度理解する。

 

 

そして、更に一歩理解を深めて

綺麗に縫うことができる。

 


 

この小さなステップの

繰り返しが

ホームソーイングを楽しんでいくコツ♪

 

 

ココは、間違えやすいかな?

 

と思うところを、

たまに、ひとつづつご紹介していきますね。

 

 

 

こんなの、知ってるわ~っていう方も、

 

意味わからない、つまらない~っていう方も

 

いらっしゃる方も多いかも。

 

 

ドンピシャ、

あー、そういう事だったのね。

 

という方がいらしたら、

ご参考になれば♪

 

 

 

 

さて、

タイトルにもあるパネルライン。

 

 

こういうの↓

 

{D8D35746-A2A4-4285-A482-8B912BDD9EEF}
 

 

 

この長さが同じことが大事↓

 

{9CC08E22-E447-4449-8A3C-81EEA1176402}
 

 

これは、紙ですが、縫うときに

中表で、こう重ねます↓

 

{0FAE5307-3DCF-478B-938A-A51668B031BD}
 

 

 

このバッテンが、2枚のパーツの

出来上がりの位置が重なるところ↓

 

{DE2D56B5-29CD-4BDC-9035-B4AE9A04D766}
 

 

 

縫い代のこの直角部分を合わせて縫って

開くと袖ぐりも、合印も

ピッタリ合うわけです。

 

{84EAF434-2033-4CB8-96F5-E07F21941797}
 

 

 

この直角がズレていると

表に返した時に、こんなにずれてしまうのです↓

 

{25880BDB-7D68-486B-B328-F97F688FFF3B}
 

 

 

布だと、線も無いですし、

布端を見ると、一見、あっているように

見えますが、

本体の合印は、すごくズレて

出来上がってしまいます。

 

 

 

そして、この直角にするのは、

裏無しの場合は倒す方向に沿うように

縫い代が必要になります。

 

その場合、縫い代はこんな感じ↓

 

{A87650EC-7E9D-4F3D-B67D-7612BF7CCD23}
 

 

 

表から見ると、ピッタリ合う。↓

 

{CD69AD78-EB35-446F-8CC2-DD1BC2C035A1}
 

 

 

裏から見るとこうです↓

 

{78D0549F-1097-4AD2-B9B8-515AA8D50A9B}
 

 

 

袖ぐりの縫い代にピッタリと

全て重なっています↓

 

 

これだと↓

 

{5643F9C2-3943-46F0-B617-E2B5EDFB9FA0}
 

 

 

 

 

ここにボロが出てしまいます。

 

{670E17D1-90C3-4442-AFC3-97DC5BC7B5A0}
 

 

 

裏が付くのか、

付かないのか、

 

で、縫い代の付け方が変わってきます。

 

 

こういうところまで

気を配って縫えると、

綺麗に仕立て上がります。

 

 

 

今日も

最後までお読みいただき

ありがとうございます。

 

 

 

上手く縫いあがらない・仕上がりがいまいち・・・には理由があります。
既製服の縫い方を知ってみませんか?
 
 
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