ご訪問いただきまして、
オーダーメードの服のお仕立てと
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 曽根かおりです。
年に3回ほど、生地の整理をします。
季節の代わり目にすることが多いです。
年末は、まだ冬真っただ中ですが、
時間があれば、気分的に^^
余った生地は、
どの位だったら、
いつ頃まで、
取っておく?
私の答えは、
家の中の収納で、
しまえる量。
これは、生地に限ったことではなく、
他のものと同じ考え方。
といっても、どこでも置いておけるのなら
置いていいわけでもなく、
もちろん、
部屋中に散乱させておいていいわけでもなく、
ご自身で洋裁をされる場所、部屋って、
それぞれのご家庭で、家の広さで、
決まってますよね。
そこからはみ出さないのが
家族へのルール。
だと思っています。
お一人暮らしの方でも、
置き場所がたーくさんある広い家の方でも、
ここが生地の在庫場所。
と決めておいて、
そこがあふれそうになったら
整理する。
のがおススメです。
50cm~1m位の中途半端な残布。
もったいないから。
と何でもかんでもとっておいたら、
その場所のほうがもったいない。と
私は思っています。
その時は、
”これ、使えるかも♪”
と、取っておいても、
その場があふれかえってしまっていては、
せっかく取っておいた残布のことを、
忘れてしまいます。
そういう残布は、
私は、軽くたたんでこのかごの中。
昨日は、ここを整理しました。
わかっているものでも、
一旦全て出して、もう一度、
本当に必要か見ながらたたみ直します。
”あーそうだ、こんなの取っといたんだ、忘れてた”
”いると思ったけど、何年も使ってないし、
要らないかも”
そんな風に考えながら。
このかごはちょっと高いところにあって、
ほこりが付かないように、
要らない残布をかけて置いてあります。
そして、またこれからいろいろ縫っていく中で
出てきくる、取っておきたい残布たちを、
このかごの中にポンポン入れていきます。
なので、このかごは、半年に一回は
必ず整理します。
このかごは2つあり、
この位の小さな残布はこの2つのかごに
入るだけ。
と決めています。
生徒さんにちょっとだけ必要な生地。
とか、
部分縫いをしたいときなど、
この量で十分間に合います。
残布を見直すことで、
これから買うときにも
考えるようになります。
ソーイング本に載っている用尺は、
かなりゆとりをもって書いてあります。
20~30cmくらいはゆとりがあります。
マーキングを見ても、
無理をせず、ゆったり置いているので、
違う裁ち方ををすれば、
50~60cm縮むこともあります。
生徒さんには、わりと早い段階で、
マーキングについては、お伝えしていますが、
ケースbyケースで
いつもこんなに余るわけではないですが、
そういう場合もある。
いつも、ちょっと考えながら、裁つ習慣を
つけていくと、
生地を買うときに役立ってきます。
メーター¥2000くらいの生地を
40cm余っちゃたら¥800
でも、それで何も洋服は作れないです。
バッグや小物にはできますが、
そうそう毎回できません。
そんなにbagも要りません^^
これが、作る度にたまっていくよりは、
ちょっとマーキングのコツを
覚えるとお金も場所もスッキリします♪
アパレルのパタンナーは、
マーキングして用尺まで出します。
1cm、2cm単位でどうやったら縮むか
毎回やるので、
パズルのような頭が出来上がってきます。
ちょっと多いと、
もう10cmくらい減らない?
とやり直しさせられることもしょっちゅう^^
アパレル出身の方は、
きっと皆さんそんな習慣がついているのでは
と、思います。
それこそ何千着作ったら、大きな差です。
1着分で裁つと、2Ⅿかかるけれど、
2着で裁つと3Ⅿで済む。
そうすると1着当たり1,5Ⅿになります。
2人取り/3Ⅿ、又は
3人取り/4,5Ⅿ
なんていう方法もザラに出てきます。
パンツによく使われますね。
自分のを作る時は、同じものを2つも
要らないけれど、
はじめからこのつもりで、
”よし、このパンツ2本同じの作って
体型の同じ妹にあげよう♪”
なんて発想も浮かびますよね。
練習にもなるから
腕も上がり、喜ばれる♪
ため込むばかりがいいことでは
ありません。
余った時点で、
これは何に使えるかな?
と考えてみるの、いいと思います。
バイカラーで接いで、何かトップスが
できるかも。
とか。
”既製服縫い方”は、
私が、メーカーのパタンナー、
メーカーが依頼するサンプル縫製
の仕事をしていた中で
得てきたものが基本になっています。
”縫い方”はもちろん、
それ以外にも参考になる考え方が
たくさんあります。
学生の時とは、全く違います。
生地選びから始まって、
おしゃれに着る♡
工程も楽しむ♡
今は何でも買える時代、
昔の誰でも縫い物をしなければ
ならない時代とは違います。
作るほうが、高かったりします。
その中で、”作る”事を
あえてするわけですから、
全ての工程を楽しんでいただけたらと
思います。
日常を愉しむチカラ
買うことでは、得られないものです^^
今日も
最後までお読みいただいて
ありがとうございます。
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