ご訪問いただきまして、
オーダーメードの服のお仕立てと
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 曽根かおりです。
今週は、個人レッスンが続きます。
パターン無しで、計算だけで作れるギャザースカート。
それと、脇スラッシュポケットの作り方を知りたい。
スラッシュポケットって、
箱ポケットやフラップポケットほど
存在感もなく、
スカートなんかに
用途として、ちょこっと付いてる。
イメージ。
なので、簡単に作れる。
と思う方が多いですが、
綺麗に仕上げるのに、
思いの外!工程もいっぱいあり、
初めての方には
結構難しく感じるポケットなのです。
でも、洋裁をされる方には1番、
気軽に作れたらいいし、
馴染みのあるポケットです。
綺麗にサッと作れたらいいですよね。
『あ〜、ポケットどうしようかなー、
あると便利だけど、付けると今日終わらないわ…』
なんて、レッスン中にも声が
聞こえてきたりします^^
私も学生の頃は、
なんだかどうやって作ったか
覚えてもいないほど、
毎回適当にどうにか
できあがっていたように
記憶しています^^
それがパターンナーになり、
ぴったりの縫い代しか付けない
袋布のパターンを工場に渡しても、
1mmのズレもないほど
本当に私の引いた袋布の形に
きれーいに仕上がってくるのです。
(当たり前だけど 笑)
私だったら、心配でここ縫い代いっぱい付けちゃうのに。
何かあったら困るから。
そう、
何かあったら困るから。
ここから一歩抜け出せないのが
ハンドメイド。
既製服の縫い方を学んで
これがスッポリ無くなりました。
今では、もちろん何の苦も無く、
あっと言う間に、サクッと出来ます。
必要な縫い代以外1mmも要らないと。
というか、
あっては困る。
だから、ピタッと綺麗に縫える。
綺麗に仕上がるのです。
まずは仕組みを理解する。
わかったら、
もう1にも2にも練習のみです。
脇ポケットの部分縫いを
たくさん用意して、
お待ちしてましたよ^^
袋布の周りが、
ロック始末と、袋縫いの場合があります。
周囲ロックミシン↓
周囲袋縫い↓
縫い順が違います。
因みに袋布の周囲は、
・裏付きのもの→ロック始末
・裏無しのもの→袋縫い
ポケット口に、
・コバステッチ
・5mmのステッチ
・ステッチ無し
それぞれに、ちょっとした
綺麗に見えるコツがあります。
絶対にここだけは、ズレてほしくない場所。
そして、裏から見ても
綺麗な事。
ロックが二重にかかっていたりしたら、
それは美しくありません。
本にもちょっとずつ違ったやり方で
載っていたりします。
切り込みを入れる方法がよく載っていますが、
私は切り込みを入れません。
このやり方は、本では見た事ないかも。
色々なそれぞれのやり方でいいと思いますが、脇のスラッシュポケット以外でも、『切り込み』については、
基本的に入れないで済むなら、入れない。
『布を切り込む』と言うことは、
それだけ負荷がかかるから。
切り込みを入れなくても、
きれーいに仕上がります。
やり方を覚えた時に、
一気に5個くらい作ると、
覚えます^^
部分縫いをして、体で覚えたら、
本番のスカートへ。
綺麗に仕上がりました。
このスカートのコツは他にもあるので、
またレポします。
今日も
最後までお読みいただいて、
ありがとうございます。
はじめての方は、ビギナーズクラスからどうぞ。
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