オーダーメードの服のお仕立てと
”既製服のように仕上がるソーイング教室”
【RANPI】 主宰 曽根かおりです。
本日は、洋裁記事ではなく、
私のお気に入りの本のご紹介♪
ご興味のない方はスルーしてくださいね。
家で黙々と作業が日課なので、
読書とラジオが、
欠かせません^^
ラジオは最近は、もっぱらPodcastのヘビーユーザーです^^
本を読んで、その作家が好きになり、
作家シリーズで読む場合と、
何かのきっかけで、作家に興味を持ち、
その作家の本を読むようになる。
この本は、後者。
川村元気さんの『億男』
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億男【電子書籍】[ 川村元気 ]
1,512円
楽天 |
きっと、本屋で見ても買ったりしないだろうな~
でも、こんな人が書いてるなら、
この人、どんなの書くのかな。
というところから入った本。
若者向けに受けてる本が多い作家さんですが、
その本を書くにあたっての
自分の想いだとか、
どうして書こうと思ったのか、とか
そして、この本は実際に
宝くじに当たって大金持ちに
”なってしまった”人達のその後を
追跡して
”お金”と”人間”の関係について
”お金”と”幸せ”の答えについて
とことん調べて、書かれた小説。
『お金』についての本は最近多いけれど、
そういうのとはちょっと違うかも。
・人は、明日を生きるために、”何かを欲する”生き物。
・でも”何かが欲しい”そう願うことで私たちは生きていける。
・本当に幸せなことと、本当に悲しいことは似ている。
読む人によって答えが違う本なのでは?
川村元気さんは、
小説家の他に、
映画プロデューサーや絵本作家としても
活躍されている有名な方ですが、
こういう様々なものを生み出すために
1年に1度、一人旅で当てもなく、海外に行かれるそう。
それも、観光地とかではない、
生きるか死ぬかぐらいの
かなり壮絶な旅らしいです。
これは、毎年自分に課していて、
日本は世界に比べるとぬるく、生きやすい。
ずっとそういう環境にいると
鈍ってきて、いい作品が出てこなくなる。
死ギリギリの体験をして、
”生きてる”ことを体験して
”生きていく”という本当の感覚を感じ
毎年色々な作品を生み出しているそうです。
(一語一句は違うかもしれないけれど
そんな感じのことを言ってました)
奥様はたまったもんじゃないそうです^^
冷静そうに淡々と喋るこの人の裏側には
どんなものがあるんだろう。。
どんな想いがあるのだろう。。
と覗いてみたくなりませんか?^^
他の小説も読んだけど、
川村元気さんの小説では今のところ
これが一番好き。
あと、小説ではないけれど、
同時期に【仕事。】というインタビュー形式の
本もあり、こちらもおススメ。
「自分と同じ歳の頃、何をしていましたか?」
という質問を、
倉本聰さん、坂本龍一さんなど、
かなりの大御所との対話集。
大御所の話は、またまた読み応えあるのです。
気になったら、読んでみてください♪
最後までお読みいただいて、
ありがとうございます。
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