サイズオーダーの服のお仕立てと
既製服のように仕上がるソーイング教室
【ranpi】主宰 曽根 香です。
ハンドメイドから一歩脱出して、
既製服のようにきれいな仕上がりになるには、
既製服で使われるパターン
いわゆる工業用パターンが必須です。
ざっくりいうと、縫い代付き。
その縫い代の付け方が、
とても重要です。
という記事を少し前に書いていますので、
『?』な方は、
こちらを読んでいただくと、
大きな間違いは防げるかな・
と思います。
今日は、それ以前の
パターン本体のこと。
形を出すために
『トワル』というものを組みます。
シーチングという布に、
引いたパターンの形出しをして
確認します。
以前も作ったデザインですが、
着る人も変わるのと、
生地も変わるので、
ドレープの位置と入り方を
確認したかったので、
トワル組みをしてみました。
全身組むときもありますが、
(主に人に着てもらうとき)
部分的に組むときもあります。
今日は部分的に。
実際の生地は、もっとドレープ性のある生地ですが、
最初からドレープ性のある生地で組むと、
ドレープがいい塩梅に出ちゃったりして、
細部の修正を見落としがちになってしまいます。
ドレープの方向や、
前回と変更した点を確認したかったので、
ざっくりと組んでみました。
昨日、一日中、パターンを引いていて、
夕方に少し時間が余ったから、
この部分トワルも組んでしまおうかと
思ったけれど、
作業効率が落ちてきている気がして、
やめて、
今朝一番の仕事にしました。
そうしたら、サクサク進みました。
やっぱり、パターンは、頭を使います・・・
そして、縫うことは体力を使います。
好きなことは、やりだすと
ついつい止まらなくなってしまいますね、
身体を壊さないように楽しみましょうね♡
このドレープものは
その後仮縫いをして、
お客様へ♪
まだまだ道のりは長いです。