この日のレッスンレポです今回も、いらした時の最終確認で、
かなり作りたいものの数がありましたので、
以下の二つから選択してもらいました。
・基本的にはご自身で製作していただきますが、
私がお手伝いしながらでも、全てを仕上げて持って帰りたい。
・全てを作り終わらなくても、
ご自身で作り方を理解して、一人でも作れるように
なることを優先したい。
そしてHさんの答えは、
出来れば、すべてを仕上げたいが、
巾着袋など、きちんとした作り方を覚えたい。
ということでした。
『はい。了解ざんす』
と心でお答えして、
巾着だけは覚えていただくことを最優先して、
進み具合によっては少し残るかも。
手提げと上履き入れは確実に仕上げましょう。
ということでご了承いただいて、レッスン開始です。
まず午前中に、ひとつづつしか要らない
手提げと、上履き入れを、
裁断からサクサクと完成。
色々な縫い代の処理の方法をお話ししながら
綺麗に、かつやりやすい方法で
ミシンに慣れてもらいながら、楽しく製作
形が大きいので、出来上がって達成感もあります。
お昼は近くのお店にランチへ～
そして午後に、
大量の巾着作り。
まずは、作りたい巾着袋の大きさからの、
裁断の寸法の出し方、
そして、綺麗に仕上げるためのアイロンのコツ。
縫う順序。
縫い方のコツ。
1個目を、丁寧に、ゆっくり時間をかけて
覚えてもらう。
そして、２個目は、覚えたのを、生徒さん主体で
やってもらう。その時私は、横で確認しながら
漏れのないように、覚えてもらうことを、第一に。
裁断の方法もわかり、流れもわかってきたところで、
幸い（？）たくさんの巾着袋が必要だったので
私が残りを裁断、アイロンし、
時間まで、縫い続けてもらいました。
手仕事なので、
やはり頭で覚えた後は、
その勢いで数こなすことが一番いいのです。
保育園のお迎えがあるので、
帰らなければならない時間が決まっていたので
そこまでモーレツに縫っていただきました
そして、こんなにできあがりました～
予定した枚数の巾着には及ばず少し残ってしまいましたが、
裁断、アイロン済なので
お子さんのご入学までに
お時間見つけて、お家で仕上げていただけたらと思います。
巾着袋は、入学時に限らず、
これからもいる機会が多いものです。
なんとなく縫って、綺麗にいかないままいつも仕上げていたり、
裁断の度にいつも頭抱えていたり、
これで合ってるのかな…？
と思いながら毎回縫っていたり。
一度きちんとした作り方とコツを覚えれば、
生地を変えてご自分のを作ってみたり、
ちょっと残り布があったら作ってみたり、
気軽に取り組めるものかと思います。
覚えられない。。。
という場合は、そのやり方が
やりにくかったり、効率の悪い作り方であったりすることが
多いです。
そんな時、人間の頭は悪いようで賢く、
『これ、なんかやりにくい、効率悪い、あってないと思う』
と感じるものには、積極的に覚えようとしません。
お教えすると、皆さんサクサク縫えるのは、
やり方が無駄のない正しいやり方だから。
綺麗になっていくのは、あとは練習次第。
でも、やり方があっているので、練習もたのしいのです。
保育園のお迎えの時間、急いで帰られた
H.Sさんから、嬉しい感想をいただきました。
H.Sさんからのご感想
・帰ってから子供に見せたところ、満足そうに喜んでいました
・主人にも本当に私が作ったのかと、しげしげと眺めていました。
・ミシンで縫うときの注意点を細かく教えてもらって良かった。
・布の裁断の仕方を教えてもらって、目からウロコでした。
・少人数でできるので、わからないところをすぐに聞けるのが
よかったです。
・不器用な私に丁寧にご指導ありがとうございました。
H.Sさん、本当にありがとうございました。
作ってあげたい！というお母さんの気持ち。
お子さんが喜んでくれるのが、何よりもうれしいものです。
そしてほとんどの方が、ご主人も驚かれる。
という感想をいただきます
普段、ご飯を作っても、掃除しても洗濯しても
当たり前だと思われがちなお母さん。
家族のびっくりや喜びは、何よりもうれしいものですね。。
本日も最後までお読みくださり、
ありがとうございます。