こんにちは
兵庫県西宮市
onewash（ワンウォッシュ）
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
この春に新年度スタートということで、
若干名ですが、ご新規さま対象の体験レッスンを募集しました。
そちらの方々が、体験レッスンご受講後、フリーレッスンへと移行されていらっしゃいます。
５月以降、フリーレッスンのご受講、１～２回目くらいのペースで進んでおられます。
体験では、待ち針なし、しつけなし、合理的で手早く丁寧に、基礎的なことを学びました。
フリーレッスンでは、それを学んだ上で、実際に
好きなものを作ってかたちにしていきます。
お一人の生徒さまは、リネンがお好きだということで、
発色の良いきれいなターコイズブルーのリネンで、
パンツを作られる予定。
海外のパターンをお持ち込み。
サイズなどご相談になりつつ、
型紙のトレース、縫い代の付け方から、
裁断
ポケットの種類も色々ありますよね。
でも、ポケット口をきれいに縫う方法を少しお伝えしました。
きれいに縫う、仕上げるコツ、
って、よく言っているけれど、コツって本当にたくさんあって一言では言い切れないのですが、
裁断から、縫製まですべて繋がっているのですよね。
裁断が正確でないと歪んでしまうお洋服になるし、
縫製もそうですよね。
気を遣いますね（笑）
で、ポケット口の続きですが、
「ポケット口は控える」ということをするので、
ここはアイロンの登場なんです。
アイロンで縫い代を倒す、縫い代を倒す方向、
そして、生地の厚み分控える、
ということをしていきます。
裁断を終え、順調に縫っておられたのですが、
このパンツは、脇ポケット（ウエスタンポケット）があるデザインで、
そのポケットのところにこのような引き攣れを発見してしまいました。
この引き攣れの原因は、向こう布と脇布の接ぎ合わせのズレのようでした。
（左側の赤矢印）
ズレは直さず、引き攣れしている箇所だけ解き縫い直しで対処しました。
ズレはロックで落としてしまえばよいだけです。
お次に、難所はウエストベルト付け、
これも待ち針を打たないで、ぐるり表からステッチを掛けます。
トレース、裁断で１レッスン、
縫製、１レッスンの計２回レッスンで完成されました。
待ち針なしで縫うことはあまり慣れてないとおっしゃっておられましたが、
１レッスン（2.5時間）で、
丁寧にしかも裏側まできれいに完成されました。
すごいと思います。
夏にぴったり、きれいな色ですね。
白Tシャツとの相性はバツグンですね。
引き攣れがあったウエスタンポケットですが、
すっきりきれいに収まりました。
やっぱり、裏を見せても恥ずかしくない縫製に仕上げたいですよね。
縫いにくいリネンでしたが、
お見事にまち針なしで縫い上げられました。
素晴らしいです。
初心者さんでも、コツを知ればまち針なしでも縫えるようになります。
その方が断然仕上げる時間が数倍速くなります。
ぜひぜひ、きれいに手早く仕上げる方法を学びましょう。
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