こんにちは
兵庫県西宮市
onewash（ワンウォッシュ）
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
以前、私が作ったこちら。
これを作ってみたいと仰ってくださった生徒さん。
生地違いのハンドブロックプリントとヌビキルト。
すごく可愛い組み合わせ♡
ハンドブロックとヌビキルトって、すごく合う感じがする。
この淡くて優しい雰囲気がとてもナイスな感じ。
生徒さんは、色々探して、日本紐釦で買われたそうなんだけど、
在庫がなくて、2回も足を運んだらしい。
私は韓国でヌビキルトを買ってきたんだけれど、やっぱり、日本はまだまだ高めなお値段な印象
（当時韓国は安かったし、カラーバリエーションもすごく多かった。）
肩線が落ちたドロップショルダーのデザインで、
袖巾も身幅もゆったりめで、いろんなシーンで着られるアイテム。
それでいて、ヌビはあったかくて軽い。
なんせ、洗濯機でジャブジャブ洗えるのがいいね
早速、裁断をし、
ポケットから縫い始め、
そして、ちょっとひと手間がかかるポイント。
綺麗に仕上げるためなんだけれど、
どうしても、ヌビキルトはキルト芯がしっかり入っていて、
ステッチもあるために固くなってる。
縫い代が重なるとところがとてもごろつくし、縫い代は割りたいのに、
厚みもあり、飛び出てきちゃう。
こんな部分は、表にアタリがでてしまうの。
それはとても避けたい。
ひと手間だけど、これをチョキチョキ、はさみで切り落とす。
ヌビのステッチもあるため、それを解きつつもチョキチョキ。
中のキルト綿を切る感じです。
ほら、そうすると、あんなにあった厚みがなくなりすっきり。
これで、しっかり縫い代は割ることができます。
リバーシブルジャケットでハンドブロック面と、
ヌビキルト面を作ったら、合体させます。
そしてそして、生徒さん初チャレンジ！！
「四つ折りバインダー」を使って、パイピング仕立てに！！
バイアステープももちろん、生地から裁断しました。
最初は、バイアスのみで練習。
まずは、バインダーの仕組みを知って、
ラッパと呼ばれるバインダーにどう生地が入っていくのか、
見る位置や、気を付けるポイントなどが分かれば、
ちょっとしたコツで、四つ折りバインダーのやり方が習得できます。
徐々に慣れてこられました。
そして、そして～、とうとう完成
ジャケット2枚を合わせ、
ぐるり1周と袖口、ポケットの周りをパンピング仕立てにしました。
ネイビーのパイピングにすることで、ぐっと引き締まりました！
表面 ハンドブロックプリント
裏面 ヌビキルト
ヌビ面にはハンドブロックのポケットを付けました。
どちら面もかわいいですね
ハンドブロック面にはトグルボタンと革紐で。
ボトムスに合わせてどちら面を着ようかと変えられるし、着やすくてとても便利なアイテムです。
素敵に完成してよかったです！
レッスンありがとうございました。
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