こんにちは
兵庫県西宮市
onewash(ワンウォッシュ)
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
今日の西宮は小春日和のぽかぽかのお天気でしたね。
昨日まで肌寒かったのに、
外に出るととても気持ち良かったです
今日の午前中は、
第3期生さんのオンラインによる
『部分縫いソーイング養成講座』を終えまして、
午後からは、いつもの美容院へ出掛け、
今、カラーリング中にブログを書いています。
美容院には、ファッション雑誌がたくさん置いてありますよね。
これからのトレンドや流行りの傾向などを知るため、サンプル作成時の参考にしたりして、美容院では雑誌を必ず見るようにしているのですが、
今期はシアー系が流行るみたいね。
透け感のある素材がトレンド入り。
色味はライトブルー、それに淡いパステル調も。
今日みたいにあたたかい気候になってきたら、
春服欲しくなるよね。
プリーツ加工素材もまだまだいける。
店頭でも色んなプリーツ加工素材をまだまだ見るよ。
こんなキャミも可愛いじゃないか。
今週のレッスンでも、
生徒さんがプリーツ加工生地をお持ちになられたんです。
『これでパンツを作りたいのですが、プリーツ加工素材の扱い方が分からなくて』
というお悩みでした。
お持ちになられたのは、
光沢のある細めプリーツ加工のベージュカラー
このような素材は、
生地巾の両端で固定して加工するので、
生地の地の目が逆になってしまうのです。
そんなものなので、仕方ないのですが、
プリーツとして使いたいので、
横ボーダーではなく、縦方向に使いたいですよね。
↓こっち向きの方向ですね。
生徒さんのお悩みとしては、
裁断するにもふにゃふにゃに動くので、
扱いづらいという点、
もちろんそうですよね?!
それに、もう一つ、
ジャバラのように加工されているので、幾らでも横方向に伸びてしまうのです。
これを扱うときの注意点は、
このジャバラのようなプリーツを伸ばしてはいけない‼︎ということです。
裁断するとき、
縫製するとき、
常にですが、扱うときは伸ばさない、
地の目をよく見て、
ふらっとの状態にキープする。
縦方向はあまり伸びないのですが、
横方向にすごく伸びます。
裁断時には、
きちんと地の目を整えて地直ししますよね。
プリーツ加工のジャバラ状態も
元あったように自然な状態に出来るだけしてあげる。
そっとそっと扱う。
例えば、下の画像は、
パンツの裾のラインです。
この裾を縫うときには、
横方向に縫うので、裾のラインが伸びてでろんでろんになっちゃうのです。
普通に縫ったら、押さえに押されてどんどん伸びてしまうんです。
では、どうすれば良いのでしょう?
↑
裁断した裾ラインの上に置いているのは、
同じ距離でカットしたものを試しで縫ってみたんです。
同じような距離で縫えていませんか?
これはどうしたかというと、
「差動」を使ったのです。
本縫いで縫うと、どうしても伸びてしまいますので、ここは差動で予めイセます。
1.3と1.5、どちらも試しでやってみましたが、
1.5でしておいて、
本縫いで裾上げする際に
若干押さえに押されるので、
1.5で良いかという結果に落ち着きました。
これは生地の状態にもよるので、
必ずお試し布で試されてからの方が良いと思います。
縦方向へは、
普通の「N」で、
横方向に縫うときに「1.5」で縫いました。
ウエストと裾は差動をかけて縫った後、二つ折りでステッチをしています。
プリーツ加工素材のワイドパンツの完成です。
すっきりきれいに仕上がりました。
一枚で着ても様になるし、
ワンピースの下に重ね着してもオシャレですよね。
便利アイテムです。
まだ生地が残っているそうなので、
同素材でトップスを作り、
セットアップにしようかな?
と仰っておられました。
いいですね〜✨✨
今日見た雑誌にこんなのも載ってました〜‼︎
可愛いよね〜♡
うーん、春物作りたくなってきましたー。
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