こんにちは

 

 

兵庫県西宮市 

onewash(ワンウォッシュ)

ソーイング洋裁教室です

 

 

 

縫製工場の手法、

かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、

マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を

自宅教室にてレッスンしています。

 

 

 

朝晩がすっかり涼しくなり、秋の気配がしてきましたね。

 

レッスンでは、秋物を作られる生徒さんも増えてきました。

 

 

先週のレッスンでは、部分縫い基礎講座の第1期生の生徒さんが総まとめを終えられて、

復習を兼ねてご自身のお洋服へと次々に挑戦されていらっしゃいます。

 

 

お次に取り掛かられたのは、

オープンファスナー付けを復習するため、

 

 

かたやまゆうこ先生の著書

「誰にでも似合う基本形の服」より

ノーカラージップアップジャケットを作ってみられることになりました。

 

 

 

生地はどれにしようかな~ということで、

教室にあった「ブラウンカラーのパラフィン加工」をチョイス。

 

 

パラフィン加工とは蝋引き(ロウビキ)をされている生地で、

撥水効果や防水の機能をもたらします。

 

 

特徴は紙のようにパリッとしているので、風を通さなくアウターにぴったりなんです。

それに薄くて軽い。

 

この生地、アウターやジャケット、ボトムスにもよいので、とてもおススメです。

 

 

 

表生地にパラフィンブラウン、

裏地は深い赤のプリント柄をお持ち込み。

 

 

 

そして、このアイテムのメインといっても良いオープンファスナーについてなのですが、

街中にある手芸屋さんなどではなかなか

思い通りのファスナーが手に入りにくいですよね?

 

 

思い通りというのは、指示通りということなんですが、

務歯の色、ファスナーテープの色、ファスナー長さ、スライダーの仕様、など。

それらぴったりのものがなかなk見つからない。

 

 

そんなとき、生徒さんにおススメしてるのはこちら

インターネットのボビン

 

小ロットでも対応してくれるので、私がメーカーにいたときも

サンプル制作で少ししか必要じゃないというとき、必ずといっていいほどお世話になっていたお店なんですが、

もちろん、ファスナーの長さ調整もしてくれるし、

なんせファスナーの種類やスライダーの種類までもすごくたくさんあります!!

それに納期が早い!!

 

生徒さんもこちらのお店で、早速注文されることに。

 

 

準備も整い、裁断もサクサク済ませ、芯貼り、縫製へ。

 

 

ステッチはブラウンの30番手、

地縫いは60番と、

 

 

さすが、部分縫い基礎講座の第1期生さん、縫製も早いです。

あっという間に、表身頃が完成。

 

 

 

image

 

次に裏身頃を縫っておられるところなんですが、

 

 

このような裏見返しと裏後ろ身頃を縫い合わせるときって、

↓こんなカーブじゃないですか??!!

 

そう!!かなりの急な逆カーブなんですよね(>_<)

 

このようなときって、皆さんどうしてますか?

 

 

まさかのまさか??

こんなキツイ逆カーブ、縫いズレを起こしてしまうからって、

ピンを打ちまくったりしていませんか?知らんぷり

 

 

実は、こんなところはピンや待ち針を打ちまくる方がとーっても縫いにくいのです!!

 

要は「内輪差」なんです。

 

それを理解して、パターンの出来上がり線通りを縫うこと!!

 

 

ん?どういうこと?
 

生地端は沿わしていくけれど、

1センチ内の出来上がり線同士を合わせるということなんです。

必然的に内輪差を考えると、

上にのってくる後ろ見返しのブラウン生地の縫い代は波打ってきます。

少しずつゆっくりでよいので、縫い進める。

 

このときのポイントは、

下側になっている裏地の赤プリント生地のカーブをしっかりと作ること。

カーブを作るということは。。。

地の目を整える。

カーブを伸ばしてはいけない。

カーブを作ったまま、その上に上側にのってくる後ろ見返しをそっと沿わせていくのです。

 

 

 

 

image

 

 

生徒さん、

私がお伝えしたことを聞いたのち、待ち針もしつけも一切せず、

なんと1回でぴったりに合うことができました拍手

 

 

image

 

これ、すごくないですか?!

聞いただけなのに、1回でですよーキラキラ

(☝生徒さん、ぴったりに出来たーー!!の瞬間です)

 

 

 

次に、「キセ掛け」です。

どのように縫うのかをお伝えしていきました。

 

 

 

表身頃、裏身頃をそれぞれできたら、接ぎ合わせていきます。

ここは袖口の箇所を縫い合わせ、

まつり縫いの説明をしているところです。

 

 

 

 

そして、レッスンではまつり縫いが少し残ってしまったので、

ご自宅で残りをされることになり、

 

 

 

後日お写真を送っていただきました。

 

素敵なジップアップジャケットが完成しました。

 

 

インターネットのボビンでご注文されたファスナーは、

アンティークゴールドの金属ファスナー、

テープのカラーは生地同色、

スライダーはDA8LH、です。

 

やっぱり、ファスナーもこのようにこだわるとぐっと格があがりますね。

 
パラフィン加工生地は本当に軽くて、
風も通しにくく、このようなジャケットにぴったりなんです。
 
それに、薄いので、脱いでもバッグの中にくしゃっといれても、かさばらないのです。

 

 

またそのシワ感もすごくイイ感じになりますよ。

とってもおススメです。

 


 
 

裏地がチラッと見えた感じもブラウンにすごく合ってていいですね♡

 

今回は総裏仕立てのジャケットということで、かなり勉強になりました。

生徒さんのご感想です。

 


昨日は、Lessonありがとうございました🥰
ジャケット出来上がりました😄
すごく軽くて、とてもいいです🤩
所々反省点もあり、勉強になりました。以下省略

 

部分使いでパラフィンを使った時の記事はこちら

これも可愛く仕上がりました。


 

 

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