おはようございます
兵庫県西宮市
onewash(ワンウォッシュ)
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
最近、教室でもツィードを扱う方がチラホラ増えてきました。
ツィードはイギリスのスコットランドが発祥の地のらしく、秋冬用が主ですがサマーツィードもありますね。
ツィードは今季もトレンド素材として、引き続き注目されている素材です。
女性らしい雰囲気が出せるし、洋裁する方でも一度は扱ってみたいなと思われる素材なのではないでしょうか。
今回ご用意いただいたのは、
濃い深めのネイビーとブラックのツィード。
香田あおいさんの「きれいな服」より
ラップ風キュロットパンツを。
ソーイング本はリネン素材を使用していますが、
ツィードということで、裏付きにします。
裏地は黒のポリエステル100%。
ツィード素材は目が粗く、裁断後は生地端がボロボロに解けてくるので、裁断したらすぐにロックミシンを掛けておくとよいです。
本とは素材が変わったり、
裏地付きにするという場合などには、
縫製工程も大幅に変わってきます。
同じには出来ません。
縫い代が変わったり、生地の厚みなどにも、
裏地をどう付けるのかにも。
そのため予め、縫製の工程を組まないといけません。
そんな事を全て頭に組み込みながら、
パターンをとります。
このとき(パターン作成の時点)ですべて縫製の工程を考えていくのです。
縫い代は◯センチで始末は割りなのか、片倒しなのかとか。
ステッチは◯センチで走るとか、
裏地の始末はどう挟み込むのかとか。
型紙作成の時点で決めておかないと後からは変更できないからですね。
ラップ風になる(おおい布)は、生地の厚みがあるために、三つ折りはせずに、二つ折り。
さらに四角くなるので、角は額縁仕立てに。
角45度で縫ったら、畳んでピンセットでくるり。
するときれいに簡単に角が出てきます。
おおい布が前パンツに合わさるので、
前ウエストベルトには、
硬めの芯地を貼りました。
後ろウエストベルトはゴムです。
表パンツと裏パンツをそれぞれ作り、
ウエストベルトを中表に縫い合わせます。
縫い合わせてから、ウエストのステッチをすると簡単です。
インベルと平ゴムを入れたままで縫うウエストのステッチがちょっと大変でしたが、
なんとか完成
素敵なツィードの裏付きキュロットパンツが完成しました‼︎
ラップ風なので、このおおい布を被せると一見スカートに見えるんですね〜
おしゃれです
裏地はウエストベルトに挟み込みしていますが、先程言ったように、表パンツと裏パンツの縫い代を合わせておくときれいに収まります。
裏地パンツと表パンツは
糸ループで縫い止め。
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