こんにちは
兵庫県西宮市
onewash（ワンウォッシュ）
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
今日から９月。
気付けば、今年もあと４カ月。
そろそろ秋物作りしたいけれど、まだまだ暑いですね。
中野ユカリさんの洋裁本「おとな服名品図鑑」より
ボトルネックジャケットを作成予定の生徒さん。
最近の洋裁型紙って、初心者さん向けに簡単、楽チンというものが多く、
縫い代付きでそのまま写すだけ、切るだけ、というものが多くなってきています。
縫い代の付け方が分からないという方もクリアするのかもしれないけれど、
型紙というのは、それだけではなくて、
せっかく教室に来てレッスンするのだから、
出来上がり線や、合い印など、縫うために必要な情報はすべて書き込みましょう。
↑このように、前中心線がなかったので、これも書き込みます。
これからの季節、秋にぴったりな色、
薄い緑がかった黄色、刈安（カリヤス）色っていうのかな？
中肉地ほどの厚みがあり、地模様があって素敵な生地でした。
こちらも確か、船場で買われたとかで激安だったらしいです。
この生地ね、素敵な織り生地の上に、
かなりのストレッチ性があったの。
混率の明記はなかったけど、
ポリウレタンが恐らく５％は入っていると思う。
伸び止めテープや芯地を貼り、裾の折り返しにも芯地を貼り、
一枚仕立てのジャケットなので、
先に縫い代にロック始末をしていくのですが、、、
ここで気付いたこと！！
やはり、横の地の目がすごく伸びるんですよ～。
ヨコの伸縮性がすごくあったの。
タテにはあまり伸びない。
裾のロック始末をするのにはヨコにロックを掛けるので、
「差動」を「1.3」にして、ロック始末をしました。
普通にNでロックをすると、縫い伸びを起こし、でろんでろんに伸びてしまいました。
ストレッチ性がある生地の場合には、ココの差動レバーを上にし、
縮ませてロックを掛けるときれいにいきます。
天竺やニットによく利用するものですが、こんなストレッチ性があるもの、
テンションが高いものにも使えます
裾にロック始末をしましたが、落ち着きました。
ヨコ地の目で縫う線、袖口、裾などは予め芯地を貼っています。
それも縫い伸びを防ぐために必要なことですね。
それらを気を付けながら、縫製していきました。
とても順調で、サクサク進みましたよ～。
ストレッチ性のある生地でも、気を付ければ縫い伸びを防ぐことができます。
上記で言っているように、芯地を貼ること、
本縫いするステッチを走るときも、生地を引っ張ってはいけないです。
生地枚数が重なり、厚みがある箇所などはズレやすいです、
そんなステッチなどは上と下の生地にズレが生じやすいので、
上手く目打ちを使うズレない手付きのテクニックを習得しましょう。
そして、なんと1日で、
ボトルネックジャケットが完成しましたーー！！
すごいですよねー。
型紙のトレースもして、型紙もきちんとしたものを作成し、裁断も終え、縫製まで。
お見事です
生地に割と厚みもあるのですが、きれいな角の出し方、
厚みあり、ストレッチ性ありな生地の縫い方も、習得。
すごく素敵ですよねーー♡
ほんとにこれからの季節にぴったりな色みなジャケット。
生地の模様も素敵でいい感じです！
ひとつひとつ制作していき自分服が増えていくと楽しいですよね。
いつもレッスン、ありがとうございます
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