こんにちは
兵庫県西宮市
onewash(ワンウォッシュ)
ソーイング洋裁教室です
縫製工場の手法、
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
今シーズンも「ツィード」が流行っているようですね〜。
定番とも言えるツィード、いろいろなデザインが店頭でも出ていますが、今季はどんなアイテムがトレンドなんでしょうか。
ツィードというと、ジャケットなどが定番のように感じますが、
今季はカジュアルなものも多く出てきていますよね。
それに、春夏でもツィードアイテムをとてもたくさん見かけます。
そんな流行りのツィード、とうとう教室でも扱う生徒さんがチラホラ、見えてこられました。
やっぱりツィードは、王道で人気です。
ですが、ハンドメイドでは、扱いが難しいのです。
なかなか初心者の方などは、下手に手を出せないと思っていらっしゃるようで、
私にはまだまだです〜というお声もよく聞きます。
実は、先月(だったかな)のことなのですが、イギリスのリントン社がサマーセールを行ってたんです。
それで、生徒さんのお一人がリントン社のツィード生地を購入されました。
サマーセールの影響もあってか、反射的?なのか、
生徒さんが次々に私も、私もと、ツィード生地を購入されたようなんです
実際にお持ちいただいたツィード生地を撮らせていただきましたので、ご紹介させてくださいね。
↓「slate grey pale grey cream and lilac pompon」
↓「White black &couture check fabric」
↓「beige &white silver yarn fabric」
(すべての生地ではないですが、少しづつご紹介していきますね。)
国産でもツィード生地もたくさんあって素敵なのですが、リントン社のツィードはやっぱり格が違いますね。
実際に手に取ってみるとすごくよく分かります。
ファンシーヤーンを生地に織り込む、という独自の斬新な技術と、何といっても素晴らしいカラフルな糸やヤーン、ラメ糸、甘い織りなのですが、しなやかさと手触りのよさ、光沢とデザイン性に魅力を感じられます。
それに歴史も古く、元祖のシャネルツィードとしても広く有名ですよね。
そんなリントンツィードを実際に、
教室で作成していただけることになって、ほんとに幸せです!
もう見てるだけでうっとりするほどです。
お一人の生徒さんは、
お母様にプレゼントされるそうで、
お母様サイズのジャケットとスカートをセットアップで作られる予定。
それが、完成したらお次はご自身用にカジュアルなジャケットを。
もうお一人方は、デニムにも合うようなシンプルなジャケットを作られるご予定です。
もうね~、そのお手伝いが出来るだけで嬉しすぎます
すでに、もうレッスンが進んでいて、大方かたちになっておられる生徒さんもいらっしゃるのですが、
またそれは、別の記事でご紹介させていただくとして、
ちょっとここできれいに仕上げるためのちょっとした事前準備をお伝えしておきますね。
リントンツィードは、甘い織りなので、裁断した端からボロボロと解けてしまいます。
縫う前に縫い代がなくなってしまってたとならないように、当教室ではこのようなことをしています。
生地幅145センチと幅広なツィード生地、3mを地の目を通すところはすごく大事なことですね!
作られるアイテムがジャケットという点と、地の目を通す、そして芯貼りは必須なため、
裁断する前に全面芯貼りをしていきます。
幅広なツイード生地を裏面にし、できるだけ大きなテーブルなどに広げ、地の目を通す。
定規などで、格子状のタテ糸、ヨコ糸を歪みが無いかしっかりと計る。
芯地はお洋服用の芯地(薄地~普通地)を使用します。
不織布タイプは使用しません。
ここでの貼るときの注意点は、生地巾全体に貼るため、芯地も巾全部使用します。
芯地の耳は落とします。
糸くずなどが入らないように注意する。
そして、生地の真ん中から芯地を置き、アイロンで押さえ貼っていく。
アイロンは高熱で、滑らさず生地の真ん中から10秒前後ほど押さえるように貼っていく。
この時にアイロン面に芯地のノリが溶けて付いてしまいやすくなります。
トレーシングペーパーでも、ハトロン紙でも、一枚紙を挟み置き、アイロンするとアイロン自体を滑らせることができるのと、糊がアイロンに付くのを防ぐことができます。
その際おススメのアイテムはこちら。
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