こんばんは

 

兵庫県西宮市 

onewash(ワンウォッシュ)

ソーイング洋裁教室です

 

 

 

縫製工場の手法、

かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、

マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を

自宅教室にてレッスンしています。

 

 

 

 

昨日、5月のレッスンご予約の受付日でしたが、

毎月のレッスンにもたくさんのご予約をいただきまして、いつもありがとうございます。


今月も早々と満席になり、

生徒の皆さまにはご不便をお掛けしています。

 


また、追加レッスン日が設けれそうであれば、

公式ラインにて募集させていただきますのでよろしくお願いします。

 

 

 

さて、今週もレッスンがスタートしましたが、

ある生徒さんのレッスンレポートから。

 

 

「bonponさんの何歳でもおしゃれを楽しめる手作り服」より

この表紙のメンズシャツ&ワンピースを作られるご予定

 


 

 

bonponご夫婦のように、歳を重ねてお揃いでコーデできるってとても素敵です。

とても可愛いらしくて、ほっこりしますね。


 

 

それに、絶妙なリンクのお二人の着こなし、

差し色やチェック柄だけを合わせたり、

本当にいくつになってもオシャレを楽しむことは、

大事なことですよね。

 
 
生徒さんは播州織のネイビーブロックチェックローン生地で。
ご主人用のメンズシャツと
ご自身用のワンピースを同時進行。
 

用尺が足りなくなると困るので、何から裁断すればよいかマーキング(型入れ)してから裁断していきました。
 

 

 

芯を貼るパーツは間違えないように「芯要」、もしくは「芯」と書いておき、まとめて芯を貼ってから裁断します。

 

 

きちんと型入れが出来れば、

指示通りの用尺よりも随分少なくて済みます。

 


裁断だけは2着分済ませてしまい、

ある程度縫える生徒さんは、

ご自身用のワンピースは、

ご自宅で縫えると思うので

難しいシャツの縫製をレッスンで教えてほしいとのことでした。

 

 

 

かしこまりました‼

 

着々と縫製は進んでいきましたよ。

左胸のポケットはしっかりと柄合わせが出来ていますOK

 

もちろん、ポケットだけではなく、

裁断の際にも横段の柄合わせをしっかりしています。


 

ヨークは表ヨークと裏ヨークの2枚仕立て、

前と後ろ身頃がつながりました。

 

 

 

 

実は、この洋裁本の袖口の始末は、袖下線を利用してその縫い代を割ってスリットあきを作る簡単な仕様になっていまして...

 

 

初心者さんにはこれで良いと思うのですが、

ある程度縫える生徒さんに、

今回はご提案させていただきましたーひらめき電球

 

 

せっかく作るのだったら、ここは

「剣ボロ始末」にしてみませんか??!

 

 

ある程度縫える、

もしくはある程度縫ってきた方には、

わたしが勝手に判断させていただいてこのようにご提案することもあります上差しキラキラ

 

 

剣ボロ始末とは、

袖口あき処理のひとつで、このように剣の先のようになっていることから付いた名称らしいです。


 

型紙に剣ボロの位置をプラスアレンジ、

それにより、タックの位置も移動、

 

 

 

下前短冊布と上前短冊布の型紙を取り、

この剣先の出来上がり線通りに厚紙で型とったものを用意する。

 


「厚紙の型」通りにアイロンで癖付ける。

 

 

上前と下前端にそれぞれコバをたたいておく。

剣ボロが付く位置に置き、上前、下前ともに地縫いをする。

 

 

 

 

切り込みを入れる。

切り込みから下前をまずくるっと縫い代をくるみ、ステッチ。

次に上前を袖口の方から順に一筆描きでステッチしていきます。

 

 

 

上前短冊は、赤線の方向で縫っていきます。

そのときに、下前をうまく踏んでいくのですが、




instagramの過去投稿に剣ボロ(袖口短冊あき)の動画を上げていましたので、

よろしければご参考にしてみてくださいね。

 

 
 
 
台襟付きのシャツカラー、
難しい剣ボロ始末、
カフス付け、
 
細かいところまで、
きれいにここまで完成することができました拍手
 

 

後ろヨーク下には大きめのタックを、

 

 

やっぱり、剣ボロ始末にすることで、

一段も二段も格上のシャツになりませんか。

 

 

後ろ姿からも見えるこの剣ボロ、

この袖口がすごくカッコよくて男らしい感じがしますハート

 

既製品のメンズシャツは、剣ボロ始末が多いですよね。

メンズだけに限らず、レディースも剣ボロはなくはないのですが、

メンズが主流という感じでしょうか。

 

 

やはり、この仕様は手間が掛かった分、

きちんと感がありますよね。

 

 

 

レッスンでは、ボタンホールと裾の始末を残すのみになりましたが、

あとはご自宅で出来そうですとのことでした。

 

 

ご自身のワンピースももう少しで完成間近とのことで、

ご夫婦のお揃いコーデももうすぐ叶いそうですね。

 

 

生徒さんはご夫婦でいろんなところへお出掛けされていらっしゃるようで、

仲の良さが伺えます。

bonponさんご夫妻のようでとっても素敵✨✨

 

 

ぜひとも、これからもご夫婦コーデを楽しんでみてくださいね。

 

レッスン、ありがとうございました!

 

 

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