こんにちは
西宮市
one wash(ワンウォッシュ)ソーイング教室です
かんたん、手早く、きれいに縫えるコツ、
マチ針なし、しつけなしの合理的な縫い方を
自宅教室にてレッスンしています。
いつもレッスンにお越しいただく皆さま、ありがとうございます!
先週のレッスンでは、インスタグラムを通じてお知り合いになったある方が
片道1時間半掛けて教室までレッスンに来て下さったんです。
皆さま、遠方からわざわざお越しくださり、本当にありがとうございます
目標としては、
補正をしたい、
軽衣料に裏地を付けたい、
それを、縫製工場の方法で作ってみたい
などなど、ご要望がおありだそうで。
今回は、息子さん用にこちらのバンドカラーのメンズシャツを作成予定。
息子さんは野球をされておられるので、肩幅も胸もがっちり体型、
手の長さ、裄丈などの身体周りはLLサイズでいけるが、首回りが細くてLLでは合わないそう。
補正をするには、どのサイズからの修正をすれば良いか迷うとき、修正する箇所が少ないサイズを選ぶと良いと思います。
または、大幅に変えたくないのは、
胸囲(バスト寸)なので、
身頃の胸囲が近いサイズを基準にすると良いですね。
あと、もうひとつのお悩み、
洋裁本によって縫い代の付け方が違うので、
どうしたら良いのか迷ってしまう。
今回は胸囲などサイズが合っているLLサイズからの補正をするため、
サイズはLLサイズの出来上がり線をトレースし、
縫い代を付けずにお持ちくださいと、
事前打ち合わせをさせていただいていました。
そして、レッスンスタート!
修正したいのは、首回りということで、
ご本人の首回り寸法を計り、
ゆとりを考慮し、〇センチにすると決めます。
事前にトレースした型紙からの平面製図のお勉強です。
このように、バンドカラー衿パターンを修正。
首回りを1/2で1.75センチ小さくしました。
元のLLサイズの衿のパターンを地の目に平行に移動。
ヨークの肩線が若干前に振られたデザインになっています。
製図では、方眼定規が欠かせませんね。
このように、方眼定規を直角に合わせて計ったりします。
希望の衿刳りの寸法を衿のパターンに反映。
衿刳りの寸法を希望のラインに修正。
きれいなラインに繋がるように修正していきます。
そして、次に縫い代が本によって違うお悩みについて。
これは、縫製仕様をどうしたいのかによって変わるのと、
あとは使用する生地によっても変えると良いですね。
片倒しロック始末にしたいのか、
折り伏せにしたいのか、
ふくろ縫いにしたいのか、
ステッチ巾は何センチにしたいのか、
いろいろあると思います。
今回のご要望は、折り伏せ+ステッチは0.7センチにしたい。
とのことでした。
そして、生地も見させていただきました。
それらのことを考慮し、
縫い代のアドバイスをさせていただきました。
後ろ身頃側にステッチを掛けたい場合、
前身頃で後ろ身頃の縫い代を巻く(折り伏せる)
ステッチ巾は0.7センチ、
↓
前身頃の縫い代は1.8
後ろ身頃の縫い代は0.9
としました。
生徒さまからレッスン後にコメントをいただきました。
今日はたくさん製図を教えていただいてありがとうございます
こんなに製図を教えていただいて良いのかな?って思いながらも必死で、すっかりお昼も忘れるほどで笑そして今も頭がパンパンです!新しいことをたくさん知ることができて刺激的で嬉しかったです。
そして先生のレッスンはほんとに楽しいです。
おかげさまで無事型紙が出来上がり、これからの工程が楽しみです。
引き続きよろしくお願いします。
一日レッスン、お疲れさまでした。
無事に補正ができて良かったです。
一度作ってみて、試していくと良いですね。
また仕上がりが楽しみです。
ありがとうございました。
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