ジャケットの両玉縁ポケット作り 部分縫いからの練習

こんにちは

西宮アパレルブランド

『ONE WASH』がproduceする

ハンドメイドソーイング教室です。

卒業式のジャケットを制作予定の生徒さま、

今年ではなく、

来年のお子様の卒業式に着ていくための

ご自身のお洋服を今から準備。

持っている既製品のジャケットは、

サイズが合わなくなってしまった。

肩回りや背中がキツイ、

いつかジャケットも作ってみたかった。

そして、せっかく作るのだから、

自分のサイズにきちんと合ったものを作りたい。

一生思い出として残るジャケット、

相談にのらせてもらっているうちに、

ポケットもちょっと頑張って難しいものにも

挑戦してみたい。。。

ということで、来年にむけての制作計画がスタートしました。

今回のレッスンでは、

ジャケットのデザインの一つとして、

この両玉縁ポケットに挑戦しました。

前身頃にパネルライン、

そしてウエストダーツが付きます。

生徒様ご自身のラインに合わせたダーツも修正、

その上に両玉縁が付きます。

両玉縁を作るのは全く初めてというM様、

作り方も名前も聞くのも初めて、

イメージがわかない、

いきなり本番をやるのは無理がありますので、

部分縫いレッスンからです。

 

教室には部分縫いのサンプルを

置いていますので、

そちらを見ながらレッスンしてみることに。

 サンプルです↑

ちょっとすでにボロっと感がありますが、

裏側も見えるので、

上糸と下糸で糸の色を変えて縫っています。

M様、部分縫いからやってみます。

まずは一度、ここだけに集中して、

どうやって縫うのか、手順、切り込みの入れ方、

アイロンをどうあててかたちになるのかを

練習でやってみます。

後に日にちが経ってどうやるんだっけ？と

見返すときのためにも、部分縫いは残しておき、

口布の生地も変えました。

M様、口布の幅は5ミリ幅、

細ければ細いほど、難しいのですが、

やってみます！と挑戦されました。

はじめての挑戦で、これですよ、

すごいですね！

口布の間に隙間もなく、きれいにできています。

部分縫いで、工程を把握した後は、

日を空けると忘れてしまいがち、

手も頭も忘れてしまわないうちに、

早速、本番のジャケットに、

両玉縁ポケットを

作ってみました。

もちろん、左右につくので、

ひとつ完成してからではなく、

手が慣れてるので、

同じ工程を一度に二つしていきます。

ボディに両玉を作った前身頃を仮止めしてみました。

どうでしょう。

ちょっとわかりにくいので、

アップにしてみます。

初めてでこのクオリティー、

すごいと思います

何度も言うけど、5ミリ幅です。

ちなみにこの生地は

ツイルストレッチ、ブラックです。

若干、厚みがある生地なのに、

パネルラインの切り替えや、ダーツのラインにも、

ズレなく、ぴったり！！

袋布もチラリ。

すてきなポケット袋布が見えますね。

M様、

難しかったけど、達成感がありました。

こんな風に縫うんですね、

勉強になりました。

とおっしゃっていました。

お疲れ様でした。

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