こんばんは。
西宮のアパレルブランド
『ONE WASH』が、プロデュースする
ハンドメイドソーイング教室です
とっても素敵なワンピースが
完成しましたので、ぜひご紹介したいと思います。
生徒さまK様の作品です。
⭐︎スモッキング刺繍のワンピース
総裏仕立て
リバティ ウィルトシャー
スモッキング刺繍を習われていらっしゃるというK様のお悩み。
スモッキング刺繍を習っても、
ブレード状のものがたくさん完成するんだけれど、
それをお洋服にしたい。
小物やバッグ、直線縫いのものには対応できるけれど、
なかなかお洋服にまで
お仕立てすることが厳しい。
プリーターというスモッキングの機械に入れていくそうなんですが、その際には例えば生地幅いっぱいとか、真っ直ぐなものしか厳しいそうです。
私はスモッキング刺繍のことはよく分からないし、全く出来ないのですが、スモッキング刺繍の先生も同じような悩みがあるそうで、そんなことをお伺いしました。
スモッキング刺繍でSNSで検索すると、
とても素敵な手作り作品がたくさんアップされていますよね?
皆さん、どのようにお仕立てされていらっしゃるのでしょうか?
お持ちになった型紙はシトロニールのもの
レシピはフランス語。
オーストラリアから個人輸入されたらしいというウィルト・シャー生地に、
スモッキング刺繍を施し、お持ち込みされました。
こちらの型紙を使ってワンピースに。
この型紙は裏地がないけれど、
総裏仕立てにしたい。
というご相談。
なかなか日本では手に入らないのかな?!
むちゃくちゃ素敵で可愛いリバティのタナローン。
秋冬にぴったりな色合いです。
それに、刺繍糸のカラーも
さすがセンスが良いK様。
すごいとしか言いようがないくらいこれだけでも素敵過ぎる✨
これをなんとか、さらに素敵に仕上げたい‼︎
そんな生徒さまのご要望に精一杯応えるべく、
レッスンさせていただきましたよ。
ヨーク切替えがあるこちらのデザイン。
なるべく縫製が簡単にできるように、
この型紙と変えたところは、
後ろヨークが左右別になっていて、ボタンを付けるのですが、スラッシュあきにしてみました。
そして、難関なのは総裏付きということ。
どうやって裏地の型紙を作るかということです!
表身頃は、スモッキングがある分とてもギャザー分量が多く、蹴回し量もとても広いです。
裏地はこんなに必要ないので、
ヨークから続く、Aラインの
裏地の型紙を作成しました。
シームポケットも両脇にひとつずつ付け、
肩線を縫い合わせたら、
衿刳りにスラッシュあきも作ります。
これだけでも可愛い♡
お袖がついたところです。
今回は、なるべく簡単、難易度を上げたくないため、
見返しなどは付けず、キセももちろんなしにしました。
お洋服を置いたときに、
衿刳りから裏地が見えていますが、
スラッシュあきで、くるみ釦仕様です。
可愛いからもう1回。
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