こんにちは♪
西宮のアパレルブランド
『ONE WASH』がproduceする
ソーイング教室です。
今日は、ロータリーカッターの正しい使い方を
お伝えしようと思います。
当教室は
onewash縫製工場のやり方で、
現場での道具を使って、
実際に工場ではどのように裁断しているのか、お伝えしています。
まず、裁断するのに必要なものは、
表題にある通り、基本的にロータリーカッターを使用しています。
ロータリーカッターのメーカーも色々あるのですが、
うちではオルファのメーカーのものを使用しています。
左からOLFAセーフティーロータリーカッターL、
ロータリーカッターS、
フィスカース28㎜ロータリーカッター、
OLFAホビーロータリー、
初心者の方は、左から2番目のこの28センチのものが小回りがきくので一番使いやすいです。
1番左の45ミリのものは厚みがある生地や、直線を切る場合に、もっとも使いやすいので、使い分けています。
一番小さい18ミリのものは、
きついカーブのものや、曲線が多いものに使用したりします。
そして、裁ち切りはさみ。
ザクザクと切り分けたり、
大きく粗裁ちするときに使います。
基本的に裁断という点ではあまり使用しませんが、
そばに置いておきます。
そして、カッティングボード。
そして、文鎮と、定規。
うちの縫製工場の移転後は裁断場も小さくなってしまいましたが、アクリル板を引いています。
一反まるまるの反物を扱うので、放反(ほうたん、丸まった反物から生地を伸ばして1日放置し、斜行や歪みを直すこと)や延反(えんたん、生地をある一定の長さに切り、裁断するために重ねていくこと)などは、反物から生地を広げて、大事な一つの工程になっています。
縫製工場では、欠かせない工程ですが、
教室に来られる生徒さんは、
量産をするわけではないので、
そこまでする必要はありません。
1着分をつくるわけですから、
地の目を縦横きちんと通す。
ということが大事になってきます。
地の目を通して生地を置いたら、
型紙をその上に置きますね。
文鎮を置きます。
マチ針やピンは一切打ちません。
戻りまして、
まず、正しいロータリーカッターの使い方ですが、
この黒いところを引くと刃が出ます。
ギザギザになったグリップが付いています。
ここに人差し指を置き、上から掴むように握ります。
黒いところから刃が出て、裁断面に刃だけが、うまく当たっている角度。
ここが大事!
これくらいの角度に倒すと良いです。
では、実際に裁断していきましょう。
直線の場合はこのようなステンレスの定規を当てるとよいです。
型紙を切ってしまう心配もありません。
しっかり、定規を左手で押さえ、
右手に持っているロータリーカッターを下から上へ向かって切っていきます。
切る向きは下からです。
そのとき、ザクっと生地が切られている音を確認してください。
あとは手の感触かな、、、?
あまり、力はいりませんよ。
もう一つ、注意は一辺を切り過ぎるということ。
切り残った箇所があるなら、そこではさみを登場させて、残ったところを切ってください。
そして、切り終えたら、周りをはがしとる。
型紙と裁断したものは最後まで動かさない。
※注意
これは悪い持ち方例です。
このように持ったり、上手く切れないので、ついついこんな持ち方をしている生徒さんがいらっしゃいます。
他には切れてないからといって、上下に何回も動かしたり、変な力が入ってしまったり、グラグラしてしまったり、少しでも歪んだ角度で切ると刃が痛み、すぐ切れなくなってしまいます。
そうすると、刃を交換する必要があります。
裏側の赤いところを引くと簡単に刃が取れるので
切れ味が悪くなったら、こまめに交換してください。
オルファカッターはホームセンターなどで、
手軽に購入できます。
以前にも投稿していた記事がありましたので、
載せておきますね。
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