こんばんは♪
西宮アパレルブランド
『ONE WASH』がproduceする
ハンドメイドソーイング教室です
桜も咲き始めてもう春ですね🌸
早く春物を作らないとね、
作りたい気持ちがウズウズ...
でも、なかなか自分の服を作る時間が持てないイライラ
そんな中、やっと先日、
裁断をまとめて一気にしました!
「ペザントワンピース」と
かたやまゆうこ先生の
W011 Aラインベルテッドコート
この型紙で春生地を使って
スプリングコートに♡
ところで、みなさん、
裁断するときって何でしてますか?
ハサミ?
ロータリーカッター?
ONE WASHの縫製工場では
大きな裁断機まではないのですが、
工場では裁断する前に延反と呼ばれる(反物を一定の長さでカットし、何枚か重ねる)作業をします。
この時に地の目をしっかり通す、
そして、何枚か重ねた生地をしっかり机ごと機械で挟む、
そして、電動カッターでカットしたりしています。
現在のところは小ロット生産のみ工場でやっていますので、小ロットの場合は
ロータリーカッターでカットします。
ロータリーカッターも、大きさはいろいろ。
生地の厚さによってサイズは使い分けしましょう。
薄手の場合はこちらおススメです。
少し厚手になるとこの大きさも。
私の裁断はもっぱらロータリーカッターです。
私がロータリーカッターを使って裁断している時に実際にやっていることや、
気をつけていること、
キレイにカットできるコツなどを
お教えしますね。
まず、生地の上に型紙を置きます。
型紙のぐるりをカットしていくのですが、
その時に型紙をすこーしだけ浮かせて、
カッターの刃を型紙の側面に当てるように
切っていくとガイドになり
カットしやすいんです。
ロータリーカッターの持ち方、
間違ってる方、チラホラお見かけします。
力を入れようとして、
持つ手もギュッと下からお箸を持つように握ってしまう方がいらっしゃいました。
持ち方はこんな風に人差し指はカッターの側面に伸ばし添える。
下から上に向かってカットしていきます。
あまり力はいりません。
ザクッと生地が切れる音、
手や指で感じられる感覚を
しっかり体感して下さい。
そして、カッターを滑らす角度です。
刃を引き出した時に生地に対してしっかり刃だけが出ていれば切れています。
そして、
生徒さんにもよくお見かけするのが、
カッターをまっすぐ滑らすのが○なんですが、
歪んでしまいがちなんですね。
グラグラしたり、
斜めに入ったりしてしまうと
カッターの刃がすぐ痛んでしまい、
切れなくなるのがより早いです。
こまめに交換しましょうね。
型紙を謝って切ってしまいそうなど、
まっすぐ切れるか不安な方は
焦らずに定規をあてて切ってもらっても大丈夫です。
切りにくいところや逆手になってしまうところは
型紙や生地を動かさず、自分が動きましょう。
切った端も型紙の方は動かさない、
切った端を取り除きましょう。
切るときは一気に下から上へ、
ザクッと一気にカッターを滑らせて切りますが、
こうやって少し切り残しが出来てしまった場合、
ありますよね。
それは刃を痛める原因です🙅♀️
そんなときは
ハサミの出番、切り残しだけを
そっと切る、ハサミを滑らすとよいです。
裁断のときはそんな感じで
気をつけてみてね