ミシンで縫う。
この言葉が脳を錯覚させるのかもしれない。
私たち人間は、
ミシンで縫っていると思っている。
でも、究極の話、
私たちは縫ってはいないのです。
私たちは、
生地を押さえているだけなのです。
縫うのは人間ではなく、
ミシンという機械なのです。
ミシンは手縫いよりも速く、安定した糸目で縫うためにできたものです。
縫うのはミシンなのです。
ミシンが、真っ直ぐ縫ってくれるのです。
もっというと、
ミシンはまっすぐにしか縫えないのです。
そして私たちは、オペレーターなのです。
私たちは、ミシンがまっすぐ進めるように、
生地をしっかり押さえておく係なのです。
それこそが、基礎の範疇なのです。
ミシンがまっすぐ縫えるように
いかに生地を整えておけるか。
それが大きな鍵で、基礎の力になるのです。
綺麗に縫うのではなく、
しっかり押さえて整えておくことで、
結果的に綺麗に縫えたという現象がおきるのです。
とはいえ、
その意識を持ち続けるのがむずかしいのですが、
逆に言うと、
そこさえ意識して実践すれば、
どんなものも、
“ 結果的に綺麗に縫えた”
という事になるのです。
なんか、よく分からない話にきこえましたか?
基礎を教える中で、この話はとても重要なのです。