ガス人間第一号 | 失くしたものを数える

ガス人間第一号

金曜教育テレビの芸術劇場は、幅広いジャンルの「芸術」を放送してくれる。
今までは録画してまで・・と思っていたけど、
そこはほら、テレビもブルーレイレコーダーも買ったことだし、有効利用しなくちゃと。
夕べは演劇「ガス人間第一号」
なんじゃそりゃ・・
でも、出演者のお名前がテレビなどでも拝見する人だったので、とりあえず録画。

夕食の支度前にとりあえず1時間だけ見ようかな~と見始める。
この先入観のないのがいいのかも?
ゲーム機片手にながら見だった子どもも、ゲームをやめて見ている。
セットもシンプル、登場人物も少なくどう決着つけるのって展開が気になる。
ラストもそう来たか~という感じで、子どもなんて巻き戻して確認してたよ
 
ミュージカルもいいけど、舞台もいい。
そういう機会がたくさんある東京と地方ではやはり文化の格差は出てしまうんだろうな。
脚本・演出(出演も)の後藤ひろひとさんという方は
ファンも多い方らしい(すんません、存じませんで・・)。
検索すると、映画「パコと魔法の絵本」(見たよ)の原案舞台もこの方らしい。
なるほど。

オリジナルは1960年の同名の日本映画。
けっこうコアなファンも多いんだとか。
もちろん、この後藤さんもファンだったからこそリメイクされたんでしょうね。
50年も前の映画を現代に置き換えて舞台。
観客を楽しませるようにストーリーを練り直し、舞台にまとめる。
あらためてすごいな、と思う。

役者さんたち、テレビで拝見した人もいて、
すごいな、舞台で演技できるなんてと子どもと話す。
ただ残念なのは、肝心の「ガス人間」役の方。
セリフが聞き取りにくい
う~ん、録画だったからだと思いたい。
生舞台であの聞き取りにくさじゃ、ちょっと・・