千代田線北綾瀬支線、これまで3両編成の電車が往来するだけの枝線だったこの路線も、10両編成が直通する幹線の一部に化けた感がありますね。
とは言え区間運転はまだまだ3両編成が頑張っています。長らく5000系や6000系ハイフン車が活躍してきましたが、現在のヌシは東西線から転戦して来た05系ですね。
帯色は緑になり、方向幕はフルカラーLED化されています。
パンタグラフは菱形のまま、側面の方向幕はホームの構造からしても必要無いと考えたのか埋められています。
なおこの中にはトップナンバーも含まれています。近年東西線でも初期の05系は置き換えられつつありますが、このグループはしばらくは活躍し続けるのでしょうね。
車内です。カラーコードは16000系に揃えられていますね。千代田線のラインカラー的には緑系の方がいいように思いますが…。
ドアです。区間便の車両にしてLCDまで付けるかというお金のかけ方です(^^;;
車端部です。ここは更新前から大きく変わらずと言ったところでしょうか。
最前面です。仕切り扉の窓、元々飴色だったはずですが普通の窓になっていますね…。
天井です。照明は蛍光灯をイメージしたLED灯に交換されています。しかし、荷棚は従来のまま営団時代からの網棚が引き続き使用されています。
座席です。ドア間は7人掛け、変わった点としては丸ノ内線の02系や半蔵門線の8000系のように袖仕切りが大型化されたことでしょうか。荷棚にまで繋がるデザインがメトロらしいですが、テキトーにやってみました的な内側の窪みなど、実用性としてはイマイチな点が多いのもまた事実。
車端部の3人掛けです。荷棚にまで伸びた袖仕切りは、急停車時に荷物が滑り落ちないようにするためのストッパーの役割も兼ねているのでしょうね。
優先座席です。モケット色は水色、握り棒は黄色となっています。妻窓と機器スペースは残されており、ちょっとした余裕を持たせているのは現代の車両も見習って欲しいところではあります。
最後にフリースペースです。握り棒と非常通話装置を備えています。消火器が機器スペースに備えてあるのですが、上の方にピクトグラムがあるだけで主張が大人し過ぎると思います。ピクトグラム、蓋にも付けた方がいいのでは?