東武200系座席換装車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

 

登場当初は有料の急行列車として登場した200系、現在では特急「りょうもう」として北関東地方都市から都心の下町浅草までを結んでいます。

 

200系名物(?)の、0扉車。乗車位置こそ書いているでしょうが、特急券を見た時に乗車口が無いと「ん?」となりそうです。

 

なお、208Fは2016年より友好鉄道協定を締結している台湾鉄路管理局のTEMU2000形の塗装とされています。お互い赤をベースにしているのであまり違和感ありませんね(笑)

 

「Ryomo」のロゴもそれっぽく(笑) そんな200系ですが、台車や主要機器だけでなく座席まで流用した編成がいましたが、ここ最近座席が換装された編成が出てきたとのことなのでキャッチしてきました。

 

 

車内です。なんだか、色調は従来ベースですが全体的に以前よりチャキチャキした印象です。

 

その座席です。新規製造の座席で、改座後しばらくして登場した500系「Revaty」にもほぼ同タイプの座席が搭載されていることから、先行試験的に設置されたものかもしれません。それにしても、通路側の肘掛が「通勤電車かよ」というほど幅が狭いのは、先代を見ていた身からしていかがなものかと。また窓側に座席寄せ過ぎでこの肘掛使い物にならないんですよね。どうせ全席指定なんだしゆとりぐらい持てばいいのに・・、と座る前から思うこと多々。

 

改座前の座席から進歩した点としては、シートバックテーブルとセンターアームレストが追加された点でしょうね。いや、そりゃあ今時の新規製造品のリクライニングシートにテーブルが無いなんて時代遅れも甚だしいものですが・・。で、座り心地はというと総合的に悪くなった感じです。硬め基調でゆったり感が減ったのは最近の列車では潮流的になっていますが、デフォルト角度では座面が扁平すぎて脚で踏ん張らねばならず、リクライニングしても何だか微妙いんですよね。先代にあったバーレスト、引き続き設置した方がよかったんでない?

 

窓側には改座前から存在する折り畳みテーブルが健在です。ただ、一部車両では撤去されたとの噂も聞きます。

 

デッキ仕切り際に関しても折り畳みテーブルとなっています。ここはシートバックテーブルが無いのを補完するため残るんでしょうね。

 

車椅子対応の1人掛けです。こちらはモケットを貼り替えただけなのか、前の2人掛けと比べると背ズリが小ぶりとなっています。

 

前展開の図。他でも指摘事項的に出ていましたが、2人掛け席にはインアームテーブルは有りません。反対方向を向いたとき、通路側はどうすればいいのでしょう・・。

 

最後にシートバックテーブルの表記。4号車は本当に座席しかありません(笑)