東急5050系4000番台4010F「Shibuya Hikarie号」仕様車 | 車内観察日記

車内観察日記

鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


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田園都市線で登場以来、あれよれよと増えていった東急5000系列。その中でも一際異彩を放つ編成がこの4010F、「Shibuya Hikarie号」です。

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東横線系統所属ですが、5直開始後は川越や飯能でも目撃されることがあり、狙って乗るのは不可能に近いですね。今回も川越辺りを走っているところを偶然見つけた次第。

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戸袋部分にはロゴも入っています。

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車内です。これまでの東急車両とは一線を画したデザインとなっています。

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ドアです。化粧板仕上げで、ドア同士が接する部分にはイエローラインが入っています。ドア上にはおなじみTOQビジョンことLCDディスプレイが備わります。

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車端部です。5000系列おなじみの上部のでっぱりが気になるところです。仕切り扉は窓が大きいもので、ここにもヒカリエのステッカーが貼られています。

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そして仕切り扉が無い車端部、こちらは優先座席に指定されています。あくまで風の通り抜け防止程度の考えは特別な装いをした車両にも問答無用です。

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天井です。照明は直管式のLED灯です。吊革が東急にしては珍しく丸型となっています。確かにポップなイメージではありますね。

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窓です。相変わらずの日除け無し着色ガラスがアンバランスに配置されています。

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座席です。ドア間は7人掛けで、2+3+2配置となるように握り棒が入っています。編成に1本だけ、ハートの模様が一ヶ所入った握り棒があるみたいです。四六時中混雑している東横線、血眼になって探すのもそれはそれで…(苦笑)

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車端部は3人掛けです。手前側の座席、ガラス製の逃げ場一切無しの袖仕切りに嫌がらせのように伸びる握り棒、横幅が(略)な方にはめっぽう厳しい環境となりそうです。

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フリースペースです。握り棒は2本設置で、下段にはラバーが巻かれています。また冬にはたいそうお寒くなる埼玉県を走行するためか、ヒーターも装備しています。非常通話装置はもうおなじみですね。

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こちらは別バージョン。座席モケットが異なっています。

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座席です。背ズリの色がグレーとなっています。座り心地ですが、やはり5000系列の中では上位に位置すると思われます。総合車両製作所の一般的な座席の何がダメかと言われれば背ズリ短さと謎の形状でして、その欠点が特徴的な窓よりも若干高いところまで伸ばされたことによって潰されています。現在田園都市線で運用されている6ドア車を順次4ドア車に更新しているところですが、新規に製造された4ドア車にも同様の座席が採用されていることから、東急が座席に対して出した最終段階の形態とも言えますね。

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更に別バージョン、夜をイメージした黒の化粧板の車両も存在します。こちらはまた機会があれば…。

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