東武としては二例目、地上線用では初のステンレス車体として登場したのが10000系です。8000系の後継として、また戦後のロクサン型規格(車体こそ乗せ換えられてましたが)であった7300系を置き換える目的で導入されました。系列名を付ける際、9000まで来た辺りで次の系列が何系になるのかに注目が集まるものですが、東武では万の位へと走りましたね。現在70000系まで行こうかと言った所ですが、90000まで行くとどうなるんでしょうね?
優先座席を有する車端部です。やはり首都圏の電車だからでしょうか、多少古い車両でもつり革はオレンジ色のものになっています。
天井です。冷房の吹き出し口はラインフロー状になっています。カバー無しの蛍光灯も含めて、何やら南海9000系っぽいかも。
窓です。一段窓で、日除けは爪を引っ掛けるロールカーテンタイプです。
座席です。東武お馴染み、黄緑色のモケットに黄色のエコーラインを入れて着席区分としています。この模様、大阪のどこかで見かけたような・・。いや、こっちの方が先の登場ですね(^^;;ドア間は7人掛け、袖仕切りは簡素なパイプ式となっています。
車端部の4人掛けです。座り心地は柔らかめ、50000系が登場するまでは座席の座り心地には定評があった東武ならではのものです。
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