大阪メトロ 新20系 第一期リニューアル車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。


今や大阪メトロの第三軌条方式の路線では全路線で見ることが出来る20系、新しいものは98年生まれながら、最古の編成では91年生まれです。そろそろ更新時期が迫っているということで、リニューアル工事が施された編成が登場しています。今回は、初期にリニューアルされた編成を取り上げます。現在では一部メニューを変更したリニューアルへと変わっているため、この手のリニューアルは一部編成のみとなりそうです。


外観の変化としては、元々ある下部のラインカラーに加えて、上部・そして縦方向にスリットと号車番号を切り抜いたラインカラーを入れています。ここは30000系に倣ったものですね。

 


また、上部ラインカラーの下には新たに車番が書かれています。現在各路線にホームドアの設置を進めており、現行の車番が見えなくなるために追加されたされたものなのでしょう。「コマル」マークはいずれ過去のものになるのでしょう。
 
こちらは谷町線用の22系です。初期車は車番表示が大きめとなっていますね。
 
そしてこちらが四つ橋線用の23系です。他線(特に御堂筋線でしょうか)との兼ね合いもあると思うのですが、谷町線や四つ橋線はリニューアルのペースが遅めな気がします。
 
こちらもコマルマークも過去のものに・・。
 
トップナンバーですね。この日は祝日だったため国旗が掲揚されています。今時珍しいですね。

車内です。適度に手を加えた、と言った感じで、リニューアル前の印象を色濃く残していますね。ここ最近のリニューアルでは大阪らしくかなりコテコテになってきていますが…(^^;;

 


ドアです。化粧板が貼られたドアなど、大きく変化はしていません。ドアレールが残されているのも意外と言えばそうです。


ドア上には、点灯式のマップ駅案内が増設されています。関西でもいくつかの鉄道会社で見ることが出来ましたが、路線の変遷に対する手直しの煩雑さから撤去が進められた過去がありますが、ここでは堂々の新設です。乗り入れ先である北大阪急行の延伸が決定しており、どのように対応していくのかが今から楽しみです。


反対側では従来からのLED表示機が存置してあります。


最前面です。リニューアルを経て、運転台側の窓が小さくなっています。ワンマン運転用の機器を設置するためでしょうか。


座席です。ドア間は6人掛けです。袖仕切りや座席間のポールなどは変更されていません。モケットの変更や座面のバケット化などが主な変更点となっています。ちなみに、着席定員の5人掛け化はされていません。


優先座席とセットになった6人掛けです。座り心地は少し硬めですが、イタズラに硬いわけではなく程よいものです。割と座りやすいのではないでしょうか。

車端部は3人掛けです。妻面の余寸もバッチリ残されています。