『みぃエピソード』
／おっちんたま
みぃのエピソードを
備忘録として簡潔に
記しておきます。
・そう、22年前の事でした。
・近所の猫が鳴いてる？
いや違う。子猫の鳴き声だ。
・玄関の扉を開けると、
段ボール箱に入れられ、
絵にかいたような捨て猫が。
・お腹が空いているんだろう
と餌を与えたことが
時すでに遅し。
・一旦は元の場所へ
段ボール箱と共に
そっと戻して置いたが、
夕方になっても状況は
変わらず。
期待に輝いたつぶらな目に
射竦められてしまった
おやじがひとり・・・
・台所にあるアルミホイールを
クシャクシャと丸め、
それを床に転がすたびに
飛びつく姿が何とも言えず、
その虜と化してしまった。
・”みぃ”と名前を決めるのに
それほど時間は掛からず、
テレビの天気予報士が持つ
指し棒を目当てに腰を
フリフリしながら
飛びつくみぃ（♀）
・あれっ！何処を捜しても
見当たらない。
息を殺してじっと食器棚の
上に佇むみぃ
・飼い始めて3か月。
まだだろうとたかを
くっくっていた猫の
さかりがみぃにも。
・一目散に近所の
動物病院へ。。。
・みぃと共に車で長野の
白馬に旅行へ。
・小川村のおやきに
舌鼓の後、事件は発生！
車中に残したはずの
みぃの姿がない！
車中は夏先のこともあって
窓を少し開けておやきに
向かったことが脱走を
許してしまった。
・もう、帰ってこないのか！？
さんざん捜した挙句車の下に
うずくまっているみぃを
発見！！
・これほどほっとしたことは
なかった。
・２匹目の保護猫“クロ”からの
ウィルス感染。
・当初クロとの折り合いが
悪く、シャーを連呼。
・時は流れ・・・
猫たちの写真が
積み重なるばかり(^^)/
・亡くなる3日前から
食欲がなくなり、
歩き方もおぼつかなくなり、
５歩歩いては”どてっ”と
倒れてしまう、みぃ
・過去２～３度体調を崩し、
やばかったみぃ。
その度に不死鳥のごとく
復活してきたみぃ。
・まるで帰宅するのを
待っていたかのように
腕の中で息を
引き取ってくれたみぃ。
・想い起せば切りがない
みぃのエピソード。
２２年６か月。
よくぞ最期まで生き抜いて
くれました。
甘えていたのは
飼い主の方かも・・・
さよなら みぃ、
ありがとう みぃ。
