ブックレビュー319☆彡 | おっちんたまのブログ

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ブックレビューです

(^^)/

ブックレビュー319/
結願(けちがん)/

小杉健治 著

 

若手(中堅?)弁護士の

物語です。

 

人を騙すひとが

悪いのか?
人に騙される方が

悪いのか?
前者の方が

悪いに決まっている。

と思う。

だがこの本を読んで、
少し考えが改まった

ような気がします。

 

数々の事件の

容疑者を無罪にし

『無罪の神様』と
言われた弁護士がいる。

 

常日頃その弁護士

浦松卓治を
尊敬している

同業の鶴見京介。

だがその人は
ある日突然弁護士を
廃業。なぜ??

 

そんな時、

とある殺人事件の
容疑者を弁護する

ことになった
鶴見京介。

いくら調査しても
点としての状況証拠

しかあがらない。
点が線として

繋がらない。。。

 

人がひとを信じることの
大切さが、難しさが
高い壁となって

待ち受ける。

 

諦めない。真実は一つだと
さらに、執念ともいえる
調査を進めた結果、
意外な真実がそこに。。。

 

嘘を付くことを
生業にするような人が
この世に存在する。

そんな虚像の人を
尊敬する弁護士が
信じて弁護した

ばっかりに
新たな犯罪が。。。

 

騙されたことが
こんなあだとなって
帰ってくるとは。。。

本能は

嘘を付かない

 

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