月光浴
月の光が好きだ。今日見た月は満月じゃなかったけど、ものすごく神秘的な月だった。怖くもあり、美しくもあり。中学生の頃、月光浴をするのが好きだった。星を毎日3時間くらい見てたから、たまたま月光浴になる日があっただけかもしれないけど。満月の日、夜が更けてあたりが真っ暗になった頃、足下を見るとくっきりとした輪郭で自分の影ができる。目が慣れてきた頃、辺りを見渡すと、昼間とは違った風景が見える。草も木も花も、そして川にも。月明かりが優しく降り注ぎ、全ての世界がなんとも言えない色になる。そして、全てに影ができる。風に揺れる葉っぱの下で月明かりの影がゆらゆらと動く。人を拒むほど輝く太陽とは違い、月は優しく迎えてくれる。じっと月を見つめていると吸い込まれそうな気分にもなる。今日見た月は、低く赤く輝いてた。何かを語りかけるような色だった。この前の満 月の時に写真を撮った。駅から家までの帰り道に撮った写真。月の光に照らされた雲は不思議な色になっていた。まるで虹がそこにあるのかと思うほど綺麗だった。実家とかに帰って久しぶりに月光浴がしたいな。でも、この季節じゃ凍えちゃうね。