どーも、翔です。


今日は東北の山形の米沢へと向かった続きから。


某年5月~


東京のダチのMAX(前々回のブログに登場した新潟中越地震から電話で救ってくれた男)に別れを告げ、東名に乗り山形の米沢へ。

初の東北へと足を踏み入れました。


ただ、山形の米沢駅の待ち合わせ場所に着いたものの前日の為、知らない土地というのもありそこから離れられず、カラオケ行って飲んだけどゲーセンの駐車場で車の中で寝た。


次の日、無事に派遣会社の担当の佐藤さんに会え、会社名義のアパートへと案内してくれる。

部屋はワンルームで狭いが十分過ぎる広さだった。

ここから東北の生活が始まるのでワクワクしていた。


会社はICチップを作る会社で『洗浄』という工程を担当した。

まだ血気が盛んだった為、前工程のオヤジらと揉めたり、扉の鉄の取ってを折ったり(3本折ったら始末書書かされた)、地元のヤクザとケンカになったりとか小さいゴタゴタはちょくちょくあった。


飲み屋にはよく行った。


ただ、米沢という街、田舎なもんで別の店に飲みに行くと、『今日はうちには飲みに来てくれないの?』とか電話あったり、『狭いな~』って感じ。


その時は飲み屋の姉ちゃんと付き合ったりもしたが、

何か寂しかったのかな?ハムスターを飼ってみた。

可愛い、、、


その頃の贅沢と言えば、給料日にスーパーで刺身とサトウのご飯が1番の贅沢で幸せに感じる一時だった。(飲み行く回数減らせよ)金を貸してた奴が律儀に返してくれてた金で飲みに行ったりもしていたが、今思うと、あの時が1番貧しかったかも…


10月には『スタッドレスタイヤ履いた方がいいですよ』って言われた。何それ?

九州は雪降るトコはチェーンやけ知らんかった。

心配やけ履いた。


そのうち雪が降ってきた。

最初は流行りの冬のソナタみたいに小さな雪だるま作ったりしたけど、そのうち『これ無事に生きてけるんかな?』ってぐらい積もり(180cmほど)、北九州ナンバーのクラウンで行ったオレの車は雪にはめっぽう弱く、車がアパートの駐車場から出ず仕事に遅刻したりもした。


米沢牛は美味かった。

この後日本全国牛巡りツアーになるのだが、米沢牛が甲州ワインビーフと並んで1番好きな牛だ。


中でもオススメは『グルメ小僧万吉』。

1階が精肉店で2階で食べれるんだが、フィレを頼むとその牛の血統書のおまけつきでもらえる。


そんな生活をしていたとある日、今後の人生にも関わる大事な人との運命的な出逢いがある。


コンビニのバイトのマサって仲良くなったダチとある時レゲエショップへ。タトゥーのフライヤーを見つける。オレはもう既に蛇を入れてて、マサも興味があったらしく、2人で行ってみる事にした…


次回、関東彫一門 彫鈴へ(名前変えてます)