皆さま、大変大変ご無沙汰しておりますショボーン
もう既に存在すら忘れられてしまっているかと思われますが、チコの母でございます爆笑

前回のブログから何と半年も経ってしまっていたなんて
そんなこんなでチコは小学2年生になりましたハート
小学校や幼稚園の休校・休園で普段の仕事に加えて、たんもりある宿題の監督&指導というタスクが追加され、ステイホーム中は自分を見失っておりましたチュー


さて、夏休みも終わり今週から学校がスタートしましたむらさき音符
8月中は4時間授業で給食を食べて下校です。

ステイホーム中、食事の支度やらで私が慌ただしくしているのを見て、今までは完全に人任せだった注射も「ママ、射っておくね!何単位?」と自ら行動に移すようになったり(今頃かっ!笑い泣き)、頼もしい成長も見られました。

6月の学校再開からは、より2年生の自覚が芽生えたのか「1人で射てるからもうママ来なくていいよ(給食前の注射に)」と言うようになる。

こんなコロナ禍で私が学校に出入りするのも学校側としてはあんまり良く思わないだろうし、これを機に自己注射しよう!と思い、養護教諭の先生にその旨を伝えてみた。
がしかし、反応はというと「いやいやっあせるお母さん、まだ来て下さらないと困ります!」と激しく動揺され、一瞬で断念…

でも、せっかくのチコの思いを無駄にはしたくないと思い、今は2学期中の自己注射を目指してます。
ただ今は学校側もコロナ対策で様々な議題があり、もう少し落ち着くまで待って欲しいとのこと。
こちらの気持ちも理解はして下さってはいるので暫くはテスト期間とし、私も同席する中で一連の事をチコ1人で行っている最中です。

今までもなのですが、チコは保健室来るなり午前中にあった事やらを養護教諭と私に楽しそうに話し、なかなかサッと注射だけで終わりません汗
話に夢中でホント何しに来たのやら…
空射ちしたまま、0単位で射とうとするし笑
もうね、不安しかない状態です笑

テスト期間は長く続く予感。はぁ…


チコが教室に戻った後、養護教諭が先日ご覧になられた「アンサングシンデレラ」の初回の話を私にされました。
「チコちゃんが注射をしている姿を見てあのドラマの事を思い出しました」と。

そこで私は、今までなかなか話せなかった思いを伝えてみた。
「他にも大変な病気の人達は沢山います。その方達に比べたらうちの子は普通に生活ができるしいいじゃない、と周りからはそう思われます。でも、普通の生活をする為に毎日そして一生、インスリンや血糖コントロールと向き合っていかなければならないんです。ドラマに出ていたあの思春期の女の子達も複雑な思いでコントロールを悪くしていました。この病気の人達は周りにはわからないけれど、色々なものを抱えて日々を頑張っています。でもやっぱり独りでは頑張れない時もあるんです。なので同じ病気の人との交流や周りの励ましや理解がとても支えになるんです」と。

養護教諭の方も少し涙ぐみながら聞いて下さいました。
あのドラマのおかげで1型糖尿病がもたらす本質的な問題に気付いて下さったようです。


チコの病気の事に関しての周りの反応で、①見た目が元気そうなので大した事ない病気だと思う人、②気の毒なのでその話題になるべく触れないようにする人、という2つのパターンに遭遇します。

なので、私も周りに過度な期待をしないようになり、病気について話す事も少なくなった。
学校も必要最低限の事を理解して下さっていればいいと。

でも、こうして養護教諭がチコやその家族の気持ちに寄り添ってくれたことが本当に本当に嬉しかった…


発症から約2年。
相変わらずその日暮らしコントロールですが、力も抜けて気持ちも少し軽くなりました。"TIR"という治療方針のおかげな気もします。
デクスコムG 4もデータが患者側で出力できないけれど、それもあんまり気にならなくなってきました。
それより抜群の精度が何より心強い!!

これからも家族みんなでチコを全力で応援していきますウインク