私はよく、奈落の底に突き落とされる。




好きだった芸能人が自殺。

まだ生後何ヶ月かの赤ちゃんが、親に殺される。

刻々と増えていく感染者数。

先の見えない、未来。




そんなものが
私の目に飛び込んでくるたび、

それが強烈であればあるほど、

私の気分は奈落の底。




ここ数日、

何だかその気分から抜け出せず

夜も眠れなかったりした。




私にとって
夜眠れないのは、
「明日が最悪な1日である」という烙印をつけられたようなもの。



なぜなら



私はみんなが寝静まった後の
夜の空気感が
大っ嫌いだからだ。




なんとかそこから抜け出そうと、

あの手この手で

やってみるが

中々、上手くいかなかった。





それが、今日の深夜2時ぐらいの話し。





やっとのことで眠りにつき、
起きたらもう11時。





16時にはバイトで家を出なければいけなかった。




時間の制限があると、

私は何だかやる気を無くしてしまうことが多々ある。



もうそうなった時は、



私の心はボルテックスとは

かなりかけ離れている時で、



気がつけば、
心は奈落の底で、

あと一歩で死にたくなって
行動に出てしまうような気がした。



実際、そんな自分の心のサインを無視し続けた結果、

私の大切な身体に傷をつけてしまったこともあったし、

涙しか出ず、しまいには幸せや喜びといった
ポジティブな感情がいっさい表に出なくなってしまったこともあった。






だから、



この状態は非常にまずいと分かった。



あ。ズレてる。


戻さなきゃ。


幸せだ!喜びだ!ボルテックス!!!



まではいかないにしても、


ニュートラルには戻さなきゃ。







「「まず、私は何を求めていますか?」」




聞いてみた。





時間に縛られず、遊びたい。と答えた。




「「遠慮せずに、言っていいよ」」




今日は、本屋に行って、沢山本を買いたい。



コロナから一度も行けていなかったカフェに行って、
静かに本を読みたい。



「しなければいけない」から脱却したい。










やってみよう。






そのまま、バイトを休む報告をし、




本屋に行った。









ニュートラル。






新しい本を見る。



ワクワクする。



まだ出会ったことのない本に出会えた。



ウキウキ。




気になっていた本を買った。




ドキドキ。




久しぶりのカフェ。




抹茶フラペチーノ。




キュンキュン。





好きな本を読む。





ドクドク。





そして、ブログを書く。





ワクワク。ドキドキ。キュンキュン。






あぁ、幸せ…








いつの間にか、戻っていた。


そうそう。これだった。

大丈夫だった。




なんか怖かった、不安だった、漠然と嫌だった、あの感覚達が


ドンドンと洗われていく。




まるで、お清めしているみたいだ。





自分の心が透明になっていく。



喜び。



全然大丈夫。全て、問題ない。