(太郎)
おぃ。ユウスケ、お前汗やっべーな。



(ユウスケ)
ん?あぁ…
常人じゃ見えねーくらいのスピードで駆けぬけて来たからな。

汗もでるってもんよ。


(太郎)
ま、まぁとにかく速かったんだな…


(ユウスケ)
あぁ。速かったんだよ…

てか太郎、お前なんか食いモン持ってねぇ?

(太郎)
は?



(ユウスケ)
遅刻しそうだったから朝メシ食ってねぇーんだよ…

死にそうだ……





(ハルカ)
だったらユウくん………

これ、あげる。


(ユウスケ)
マジ!?


(ハルカ)
ぅん。自販機でチョコ味買おうと思ったら間違ってフルーツ味の買っちゃってさぁ…


私フルーツ嫌いなんだ。だからあげるよ。


(ユウスケ)
サンキュー☆これ俺マジ好きなんだよなぁ…
ホントありがとね。




………

(そんなこんなであっと言う間に放課後に…)




(太郎)
なぁ、ユウスケ。




(ユウスケ)
ん?



(太郎)
ちょっと本屋寄って帰らねぇ?俺みたい本あるんだ。


(ユウスケ)
そうだなぁ。別に暇だし、いいかな。


(太郎)
っしゃ!じゃ俺職員室いかにゃいかんからさき自転車置き場行っといてくれ。




(ユウスケ)
はぃよ。







(自転車置き場に行く途中)




コロコロ………




あのー、すみません。(野球部の声)


そこにあるボール取っていただけませんか?


(ユウスケ)
ん?、これか。


(ボールを拾う)

………………。


(野球部)
あの~?投げていただけませんか?



(ユウスケ)
あ、あぁ。いくぞ!

(ボールを投げる)


(太郎)
まだ…気にしてるのか?










前編3に続く
(♪~ 携帯のアラーム音)




(ユウスケ)
………っん?…


鳴り響く携帯に手を伸ばす。

(ポチッ)







ふぅ…………














やッッベェ、遅刻しちまぅ!


(急いで階段を掛けおりる)





母さんなんで起こしてくれねぇんだよ!?

遅刻しちまぅじゃねぇか!!





(母さん)
いつまでも甘えるんじゃないわよ。
たまには自力で起きてみなさい。




(ユウスケが焦りながら応える)




だから、これ以上遅刻したら本気でやばいってこの前言ったじゃんか!


(母さん)
自分が悪いのになぁ~にキレてんだい?
母さんのせいにするんじゃ…



「いってきまーす!!」


(扉の閉まる音)



(母さん)
…は、はやいわね…




(ユウスケは急いで自転車で高校に向かう)




10分後…………学校着。



…ハァハァ…ハァ…ッ…
(ユウスケの荒い息)




あ、あと…ハァ…24秒…

行ける!



(猛スピードで階段を掛け上がる)





ガタァーン!(教室のドアを開ける音)


はぁはぁ………ち、ちぃす。



(担任)
お、おぅ…高嶋、お、お前今日はよく頑張ったな。ギリギリセェーフだ。


(ユウスケ)
ま、マジっすか?


(担任)
あぁ。とにかく、早く席に着きなさい。





ふぅ…………………












前編2に続く