2次試験の思い出 | ごちゃカッコいい巣づくりの記録

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今日は大学入試前期試験の日ですね。

今年は雪も降らず、大したトラブルもなくて何よりでした。

前回、センター試験の思い出を書いたのが、存外気分が上がったので、

2次試験の思い出も書いておきたいと思います。

家作りに関係ないので、どうかスルーしてくださいね。

 

もう20年以上の前のことになりますが、

京都大学の理学部を受験しました。

滑り止めとかを考える余裕もなかったので1個しか受けませんでした。

本当は農学部の志望だったのですが、

センター試験で失敗して、700点取れなかったので、

足きり点650点でOKの理学部に変更しました。

センター試験の加算がなく、2次試験だけが勝負という条件です。

 

今思えば、センター点が悪くても、

オープン模試でA判定だったんだから、

農学部で勝負したってよかったと思うんですが、

その時は、医学部志望の彼氏と共に、

どーしても京大に入りたかったので、

あっさり変更してしまいました。

 

当時、JTBの「受験の宿」というパンフがあって、

受験の送迎や弁当を用意してくれるパックがあったのですが、

「1つしか受けないのだから、1番良いところ」と、

親が、京都ホテルのスイートをとってくれました。

ところがですね、

ホテルに着いて、勉強しようと思ったら、

スイートには勉強机がないのです。

座り心地最悪、かつ見た目優美な脚線の椅子と、

奥行き30cmくらいの飾り机のような、

お化粧台のような机しかない。

しかも、部屋全体が暗い。

間接照明しかなく、蛍光灯がないから。

親が、ルームサービスを呼んで、

「受験勉強しに来てるのに、勉強する設備がない」

とクレームを入れ、

スタンドライト4本を持って来させたのですが、

全部、間接照明なので、手元が明るくならない。

 

気分転換にと、外出して、

京都大学を下見に行ったのですが、

初めて見た大学がめちゃくちゃ汚かったので、

強烈なショックを受けてしまいました。

今は、京大ピカピカですけどね、、

法人化前だったので、

壁の落書きやらガタガタの木造校舎とか、

「ええええ?これ?」みたいな。

 

親は知ってたんだそうです。

一度、「代わりに下見に行ってあげる」と

親と姉が2人して京都旅行に行った事があって

その時に、

「あの子が校舎が汚いって知ったら行かないって言い出すから、

言わないでおこう」

って、秘密にしてたとのこと。

 

当時の私は、京都市に来た瞬間から

もう緊張してしまっていて、

何が何だか分からなくなってました。

しかも自分が思うような環境じゃなかったので、

親に怒鳴り散らしてしまいました。

親に感情をぶつけるのは結構珍しく、

旅行気分で付いて来た親も

「まさか、こんなことになるとは」と動揺してました。

京都ホテルの食事も、砂を噛むような味しかせず、

親のいびきで豪華なベッドでほとんど眠れず、

夜通し「うるさい!」と叫び続けて、

朝には親子で口も利かなくなり、

最悪な2次試験の朝でした。

 

ただ、試験自体は悪くなかったのです。

数学は5問でて、理学部なら4完(4問完答)しないといけないのですが、

3.5問くらいはいけたかな、という感触でした。

有機化学で、

直前に教科書で見ていたパルミチン酸の化学式が出題されていたり、

こういう偶然があると、ラッキー!って思って、

気分が乗るんですよね。

 

2次試験後に、会場前で親のお迎えを待っていた時に、

ある男の子が、河合塾が出した正回答の解き方が間違っていると

ケータイ電話で猛烈な勢いで

さっき自分が苦戦した問題の回答をペラペラと喋ってました。

それを聞いて、

私は、この日を乗り切るために、ここにやって来たのに、

受験なんか眼中になく、

はるかその先を進んでる人がいるんだなあと、思いました。。。

ラサール出身の彼は、入学してから仲良くなりましたが。

天賦の才を活かすのには周囲が必要なのだと思わせる好例でした。

 

帰りの電車では、我慢していたであろう親に、

私の態度の傲慢さをめちゃくちゃ怒られて、終わりました。

仕事と介護で忙しい中、高いホテル代を払ってくれて、

都合をつけて付き添いしてくれたことは

感謝しなくてはいけません。

確かに、ホテルの件は親のせいではなかったけど、

京都ホテルを受験の宿に選んだのは明らかな失敗でした。

いびきで眠れなかった件は、未だ忘れる事ができません。

結果的には、合格したんで不問に付すしかないのですが。